サンディフック小学校銃乱射事件

2012年12月14日(金)朝9時40分ごろ、コネチカット州ニュータウンのサンディフック小学校で乱射事件が発生、校長を含む26名が死亡 (20名の子供と6名の大人)、1名が負傷。 死亡した子供たちは皆、7~8歳だった。大人たちは校長および、先生、学校の職員たちで皆、女性だった。*下記写真は亡くなった子供たち

乱射事件が起きた小学校

死傷者28名(犯人含む)

犯人はアダム・ランザ(20歳 男)。ニュータウンにあるアダムの家では母親の遺体が発見されている。

アダムは自宅で母親を撃ち殺し、その後車で小学校へ行き、乱射した。そしてアダムは校内で自分を撃ち、自殺した。校内では容疑者の自殺までに100発以上の銃弾が発射されたという。アダムの母親は、この小学校に併設された幼稚園の元教員だった。

当局は、現場で少なくとも3丁の銃を発見、2丁の9ミリ口径の拳銃とブッシュマスター223自動小銃(ライフル)である。これらの銃はすべてアダムの母親名義で正当に購入された物であった。*下記写真はアダムが所持していた銃

乱射事件が発生した実際の小学校の写真

あれから何も変わってはいない

小学校での銃乱射事件は、筆者の知る限り米国史上初である。オバマ大統領も銃規制に対しての必要性を熱く語っている。

だが、皮肉なことにこの小学校乱射事件で銃がとぶように売れている。アメリカはいつもそうなんだ。乱射事件が起きると、銃が逆にとぶように売れてしまう。身の危険を感じ、護身用に銃を買う人々。更に、乱射事件によって銃規制が行われるのではと、その前に購入しておこうという気持ちから銃を買う人々が多いのだ。

この乱射事件で使用された自動小銃は極めて殺傷能力が高いものであった。過去の乱射事件でもそうだ。その殆どが殺傷能力の高い自動小銃が使用されている。

なぜ、そのような銃が売られているのか?なぜ、そのような銃が簡単に買えてしまうのか?そういう銃を売るから、買うから、乱射事件が起きるのは、当然のことだということに、何故、米国民たちは気づかぬのか。殺傷能力が高い銃を法のもとで販売するということは、殺人を犯せと言っているのと同じである。

もし、この日本でそのような銃が簡単に購入できたとしたら、きっと同様の乱射事件が起きることであろう。銃が手に入らない日本だから、刃物を振り回すような事件が起きているだけなのだ。日本で銃犯罪が殆ど起きないのは、銃が簡単に手に入る環境がないからだ。アメリカも民間人が銃を買えないようにすれば、きっと銃犯罪も減ることだろう。

武器があれば、事件が起きる、戦争が起きる。 悲しいかな、これが人間社会である。何度も何度も繰り返される乱射事件。これまでいったい何人の人たちが犠牲になったことか。

オバマ大統領はこの事件の後に大統領に再選されたのだが、銃規制に関して当時熱く語っていたのは、あれはなんだったのか?と考えている間に任期が終わろうとしている。アメリカの銃問題は、いまだ何も変わってはいない。彼一人で変えることなど到底無理なのだ。国民みんなで気がつかなければ、無理なのだ。

この小学校での銃乱射事件をうけて全米ライフル協会が、‘それなりの対策をうたなければならない‘と発言し、検討した上で見解を発表するということで、どういう風に銃に対しての考え方をあらためたのかとほんの少し期待して待ったことがある。そして1か月後に 発表されたものは。。

『銃を持った悪人に対しては、銃を持った善人が必要だ!』

というお粗末なものであった。。これが銃社会アメリカの現実なのだ。

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