4月1日の今日はエイプリルフール!

出典 http://blogs.yahoo.co.jp

エイプリルフールとなんの関係があるんじゃい、と思わぬなかれ。
今もなおファッションアイコンとして有名なアンナ・カリーナ様の『気狂いピエロ』より。ピエロといえばThe Fool、でしょ?

そう、もしも、もしもですよ、わたしの今までの書いたものを全部読んできた、そんなあなたが万が一にもいらっしゃったら、あくまで今回もどこまでもフランス推しでいきます。
フランスが好きなんじゃない、フランスがわたしを呼ぶのよ。でも愛は相互的なものなので、あるいは両想いかもしれませぬ(アンドレ・ブルトン大先生とその愛人シュザンヌ・ミュザール様に敬意を捧げます)

というわけで、今日はウソをついてもいい日!

【ウソをつく→今日はエイプリルフールだよーん!】

上記のタカラトミー社も、ページの最後に「このページはエイプリルフールに作られた嘘のページです。」と記載しておられます。
ここで、論理的思考の方は

ん???

と思ったのではありませんか?
そう、今日はエイプリルフール、「ウソをついてもいい日」なんです。というより、今日のウソに騙された人がFool、つまりバカだと言われてしまう、そんな日なわけで。
ウソをつく側は、ウソをつくかつかないか、選択をする権利があります。
つまり、「嘘つきが必ず嘘をつくとは限らない」、恐ろしい日なのです。
なにが恐ろしいかと言うと、例えば上記リンクのタカラトミー社のウソについての最後の言及「このページはエイプリルフールに作られた嘘のページです。」すら、嘘かもしれない、理論上はそういった可能性があるわけです。
ロジックの世界では、このタカラトミー社の発表が嘘か本当かは、明日にならないとわからない。そうなってしまいます。

天使か悪魔か

出典 http://www.osmoz.fr

Ange ou démon はフランス語で「天使か悪魔か」という意味。
たしかにこんな女性がいたら、天使なのか悪魔なのか「謎」すぎて惹きつけられてしまいそうです。

天使と悪魔のロジック

あなたは今天国への門の前にいます。しかし門は二つあり、一方は天国へ、一方は地獄へと続いています。それぞれの門の前には門番がいて、どちらかが天使、どちらかが悪魔です。天使は必ず真実を言い、悪魔は必ず嘘をつきます。あなたは一つだけ、「はい/いいえ」で答えられる質問をする権利があります。さて、なんと質問をするのが正しいでしょうか。そして、その質問に対する答えをどう解釈すればあなたは天国へ行けるでしょうか。

こんな問題を聞いたことがある方は多いかと思います。
アプローチの仕方はいくつかありますが、頭の体操をしたい方のために、解答は明かさずに、リンクだけ添付しておきますね。

ただし、新大学生の皆さん、および意識低い勢の大学生の皆さん…

今わたしはあなたの心に話しかけています…いいですか…レポートや論文でwikiから引用することは学問の世界では許されません…いいですか…wikiは誰でも編集ができる、専門家や本人が見たら嘘や間違いが数多く散見される便利ではあるけれど、学術的な根拠にはなりえない存在なのです…お聞きなさい…wikiからましてやコピペなんてしようものなら小保方騒動的な問題が生じます…wikiじゃなくてもコピペはいけません…耳を傾けるのです…大学教授なんていうウルトラスーパー頭のいい人間からしたら、文体の変化といった、ちょっとした違和感や学者特有の勘などから、コピペに気付き、ググって「ハイ、コピペー」と判断することは簡単なのです…社会的地位が高いわりにはそこまで収入がいいわけでもない(大学にもよりますが)学問研究などという世界に身を置く価値観の持ち主たちは、コピペ疑惑をググって確認する作業など、ものでもないのです…いいですか…お聞きなさい…コピペは剽窃行為であり、大学によってはその学年の全単位取り消しまでされるような、処罰を受ける罪を犯すということなのです…いいですか…コピペしてはいけません…引用には「」をつけ、最後にURLを記載するのです…よくぞここまで耳を傾けましたね…幸多かりしキャンパスライフを…

話は戻る、現実世界では嘘つきは必ず嘘をつくとは限らない

そりゃそうです。嘘つきが常に嘘をついていれば、常に逆のことを言っているわけですから、質問とその答えに対する判断を冷静にすれば、正しい答えを教えてくれる天使と真逆にも関わらず、面倒くさいけどたまらなくいい女みたいな存在なわけです(なんでも恋愛に結びつけますよ、フランス文学脳ですから)
でも、現実は、嘘つきは、嘘をついたり、つかなかったりするわけです。むしろ嘘の中に真実をすこし紛れ込ませることによって、より嘘に真実味を持たせるような能力に長けている。騙される側が圧倒的に不利なのです。
連載再開が話題になっている冨樫義博先生の『HUNTER×HUNTER』でもヒソカが似たようなことを言っていましたよね。ものすごく頭のいい嘘つきって怖いんですよ(ちなみにわたしはキルア推しです、幽白なら飛影推しです)

ましてや今日はエイプリルフール、なにがどこまでウソなのか、それともその人が本質的に嘘つきでウソを偽った嘘をついているのか、ついていないのか、ロジックの罠にハマりまくる恐ろしい日なんです。

例えば今日、「好きだ」と言われたら、どうしますか?

ええ、これ、実話です。
昨晩、もう4月1日になっていることに気づかず、とある殿方に寝ぼけて「わたしのことすき?」と訊いたら(面倒くさいの極み乙女、でも女ってそんなものでしょ)、肯定の答えが返ってきて満足して爆睡したわけです。

でも今日エイプリルフールやーん

目覚めて気付きました。LINEの背景に桜の花びらが舞っています。交わされているのは愛の言葉。実にロマンティックな画面です。が、そう、よく考えたらエイプリルフールなわけです。
というわけで、

「はっ」
「今日エイプリルフールじゃん!」
「さては嘘では」

と連投したところ、速攻で既読がつきましたが、既読スルーです。当然です。
今日、エイプリルフールだということを認識した上で「ウソだよ」と言っても、「本当だよ」と言っても、相手側からしたら、正か偽か判断することができない日なわけですから。今日はウソをついてもつかなくてもいい日だから、すべてがウソな日ではないのです。
その点、既読スルーという沈黙は賢明な判断ですね。
第一、アホらしすぎて返信する価値はありません。はい。

今日のウソはいわばジョーク、でも本当の嘘にはご注意を

お気付きかと思いますが、このコラムでは意識的にエイプリルフールのおふざけには「ウソ」、日常に介在する偽りについては「嘘」と表記しています。
恋愛は騙し合い、なんて言葉もありますが、あれは真実であり、虚偽でもあります。そして真実と事実もまた違います。とくに、恋愛の世界においてはそれが顕著。

一般的には、女性の方が嘘をつくのが得意とされていますよね。傾向としては、事実だと思います。
わたしが昔読んだ、おそらく集英社のマーガレットで連載されていた少女マンガだと思いますが、その中で、男の子が「女は嘘つくために口紅をひくのか?」とつぶやくシーンがありました。
姉の持っていたマンガで今わたしの手元にはないので、作品名と作者の方のお名前を検索しようとググりまくりましたが、なにせ古いマンガ(1980年代のバンドブームの頃の少年少女を描いた作品でした)なので、見つからず。この作品のことでは?と気付いた方がいらっしゃれば、是非ご一報をお願いいたします。

さて、女は嘘をつくために口紅を引くのか、否、女は生まれた時から女なので、口紅なんてつけたってつけなくたって、嘘をつくのなんてお茶の子さいさいです。

かの有名なフランスの現代女性作家フランソワーズ・サガンもこう言っています。

「女の子の場合、どんなに幼くても恋愛のことなら心得ているものよ。 年をとるにしたがって培われるのは、愛に傷つく能力ね。」

出典 https://pleasurephoto.wordpress.com

英国車のジャガーを愛していたことでも知られる、サガン。
こんな素敵な女性が言った言葉って、説得力がありませんか?

恋愛に嘘はつきもの。
もちろん男の人だって、誰でも(LGBTの人も含めて、一々こう言及しなくてもいいような世界に早くなってほしいものです)嘘はつくでしょう。その嘘には、相手を手に入れるための嘘や、相手を傷つけるような、自分のためにつく嘘もありますが、時には相手を守るための嘘もあるわけで、非常に複雑な問題です。

そこで大事なのは観察眼。観察眼を磨くためには恋愛をするのが一番。それも、自分を成長させてくれるようないい恋愛。

次のコラムでは、いい恋愛をするために、というよりいい恋愛を引き寄せるためにも身につけるべき「教養」についてのお話をしたいと思います。

Givenchy Ange ou démon

出典 YouTube

このコラムのタイトル、「天使か悪魔か」という意味はさっきお伝えしましたね。
わたしも10年ほど愛用している香水です。ただし、濃厚でセンシュアルすぎるのか、日本では受けなかったようで、Ange ou démon自体は日本では販売が終了してしまっています。アメリカ帰りのお友達Kくんがプレゼントしてくれた大瓶が無くなりそうので、そろそろ取り寄せしなくては…
誰からもモテたい女の子には、クロエやランバンなんかがいいかもしれませんが、成熟した大人の男性や女性から「いい匂いだね」とか「なんの香水使ってるんですか?」といきなり言われるようなことが多々ある、「天使か悪魔か」わからないミステリアスな香水です。

では最後に問題です、このコラムはどこからどこまで、もしくはなにが嘘でしょう?

この記事を書いたユーザー

Mme.Perle このユーザーの他の記事を見る

15歳から海外VOGUE等をバイブルとし、リセエンヌ(※この場合はパリジェンヌ予備軍の意)ごっこと称して授業中にメイクをする日々を送りながら、ファッション感覚でニーチェとダンテを読むJK時代を送る。大学入学後はスペイン語・ギリシャ哲学・倫理学・数学・天文学等々を経て、フランス文学と「必然的偶然」による取り返しのつかない『狂気の愛』に陥り、パリジェンヌもどき街道をハーレー・ダビッドソンで爆走中。
多様性と、社会問題(とくにLGBTと男性の男性性からの解放を含む広義のフェミニズム)に関心あり。あらゆる差別と偏見に反対します。
好きな言葉は“Ce qu'il y a d'ennuyeux dans l'amour, c'est que c'est un crime où l'on ne peut pas se passer d'un complice.”

Instagram:https://www.instagram.com/mme.perle/
Twitter:https://mobile.twitter.com/mme_perle
小説も書いてます:http://ncode.syosetu.com/n5915dm/1/

得意ジャンル
  • 音楽
  • 社会問題
  • ライフハック
  • 恋愛
  • カルチャー
  • 美容、健康
  • ファッション
  • コラム
  • おもしろ
  • ニュース

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス