私には、もうすぐ90歳になるおばあちゃんがいます。

髪を赤紫色に染め、ハイカラな服を着て、
毎日元気にスタスタ歩いているおばあちゃん。

もともと私や家族と離れ、マンションの最上階で暮らしているおばあちゃん。
震災の時も、歩いて私たちの元へ避難してくる強さといったらすごかった!!
ひょっとすると、私より元気だったりして。

震災からちょっと経ったぐらい。
専門学生の私に彼女ができました。
家族には紹介できましたが、離れて暮らすおばあちゃんには
なかなか挨拶にも行けずにいました。

デート中、街で買い物途中のおばあちゃんを見かけました。
「あ!!」そう言ったまま、突然の出来事で恥ずかしく、
そのまま見過ごしてしまいました。

人混みは少なかったけれど、目の良くないおばあちゃんは、
私を見つけられなかったでしょう。

これが、私の"後悔"です。

「突然」っていう瞬間を、初めて体感したかもしれない。

12月の真ん中、授業も終盤に差しかかり帰宅の用意をしていた時、

「(私)◯◯◯くん。ちょっといいかい!!」

今でも思い返すと、心拍数が上がります。

「おばあちゃんがマンションで倒れた、すぐに大学病院へ向かえ」と、
父からの伝言を先生が伝えました。

タクシーが遅く感じた、あの日。

学校を飛び出し、タクシーを捕まえ、病院へと急ぐ私。

到着した頃には、集中治療室にいるおばあちゃん。

あんなに元気だったおばあちゃんがこんなになるなんて、
思ってもいませんでした。

まさか、こんな日が来るとは。

時は経ち、おばあちゃんはというと。

現在、おばあちゃんは必死に闘っています。
動かない体、寝たきりの自分をなんとか生かせようと。
大好きだった変わりごはんも漬物も食べれないけれど、頑張っている。

私はというと、
まだ"後悔を克服する勇気"がありません。

でも、見ている気がする。

おばあちゃんの口癖、

「すごいねえ。立派だ!!」

この言葉を頭の中で再生しながら、私は生きていけるだろうか。
おばあちゃんは寝ていても、元気に生きようと頑張っている。

後悔は克服できない。
でも現実を受け入れる勇気を持って、"挽回"はできるのではなかろうか。

当時彼女だった、
私の奥さんと一緒に、
おばあちゃんとの心の会話を楽しもうと思います。

おばあちゃんの、"決して諦めない生き方"

当たり前なことだけど、尊敬します。

今を大切に。これからもずっと手をつないで。

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