2011年7月7日(木)午後、ミシガン州グランド・ラピッツで前科のあるロドリック・ションテ・ダンツラー(34歳 男性)が元ガールフレンド2人の各家を襲撃、 元ガールフレンド2人を含む元ガールフレンドたちの家族ら7名を撃ち殺した。

1軒目

最初の家では、同容疑者の元ガールフレンド、そして元ガールフレンドと容疑者との間にできた娘12歳、 元ガールフレンドの両親と、 元ガールフレンドの家族計4名を射殺。その後、約3キロ離れたプレインフィールド・アベニューの別の元ガールフレンドの家を襲撃、 元ガールフレンド、元ガールフレンドの姉、 更にその姉の娘10歳の計3名を射殺。

2軒目

その後、約3キロ離れたプレインフィールド・アベニューの別の元ガールフレンドの家を襲撃、 元ガールフレンド、元ガールフレンドの姉、 更にその姉の娘10歳の計3名を射殺。

逃走

被害者家族関係者らが、警察に通報、 警察はダンツラー容疑者の家に駆けつけたが、容疑者の姿はなかった。

その後、走っている車の窓から撃ってきたという男性からの通報が入り、ダンツラー容疑者が乗った車が発見され、パトカーと容疑者とのハイスピードなカーチェイスが始まった。

通行人も巻き添えにして町中が恐怖に包まれる

ダンツラー容疑者は、カーチェイスの間もパトカーに向かって発砲、流れ弾が通行人の女性の肩に命中、他にもピックアップトラックの運転手の男性に弾が命中して軽症を負った。

ダンツラー容疑者は、ダウンタウン北側からインターステート96に入り中央帯を乗り越え、 反対車線に入り、逆走、壁に衝突して、車を乗り捨て銃を乱射しながら走って逃げた。

民家に人質をとって立て篭もる

午後7時半ごろ、近くの民家(リックマン・アベニューNE)に駆け込み、その場にいた3名を人質にとって立て篭もった。

人質のうち女性1人(53歳)が約2時間後の午後9時半頃開放された。

午後11時、ダンツラー容疑者が自身の頭を撃って自殺、これによって事件は終止符を迎えた。人質残り2名は、無事であった。

犠牲者

ダンツラー容疑者が射殺した7名は、1軒目の家の被害者:Jennifer Marie Heerenさん(元ガールフレンド 29歳), Kamrie Deann Heeren-Dantzlerさん(ダンツラー容疑者の娘12歳)Rebecca Lynn Heerenさん(Jenniferさんの母 52歳),Thomas Heerenさん(Jenniferさんの父 51歳)。2軒目の家の被害者:Kimberlee Ann Emkensさん(ダンツラー容疑者と過去デートしたことのある女性 23歳) ,Amanda Renee Emkensさん(Kimberlee Emkensさんの姉 27歳),Marissa Lynn Emkens(Amanda Emkensさんの娘 10歳)。

ダンツラー容疑者が何故、このような事件を起こしたのかは本人が自殺したことで永遠にわからなくなった。

ダンツラー容疑者の前科

1992年、ダンツラー容疑者が最初に犯罪を犯したのは15歳の時、 民家で押し込み強盗を働き、その家の車を盗んだ。

1997年、民家を破壊、ドメスティックバイオレンスで逮捕。

2000年、重罪で逮捕(下記詳細有り)。

2010年、軽犯罪で逮捕。

他にも1995年にダンツラー容疑者の母がダンツラー容疑者によって自宅アパートを放火しようとしたとして、母親は実の息子であるダンツラー容疑者から法的に身が守られるプロテクションをかけていた。

母親によると、ダンツラー容疑者は感情がとても激しい性格であったという。

1997年には、ダンツラー容疑者の女友達との口論の末、女友達が顔を殴られたいう裁判所の記録に残っている。

1999年、別の女友達もダンツラー容疑者に後ろから押されて足に車のドアをぶつけられたという記録も残っている。

また、2000年には車の運転中のトラブル(ロード・レージ)によって、ダンツラー容疑者によって、他の車に乗っていた男女が撃たれ、これによって有罪、逮捕、投獄されている。

最悪の人生の結末

ダンツラー容疑者は、ドラッグ・ユーザーの義理の父親によって虐待をうけて育ったという過去があった。

ダンツラー容疑者は自らもその後、ドラッグ、アルコールに頼る生活をしており、投獄中に、それらの更正プログラムを受け、まじめに服役、受刑中に高校の卒業資格も取得した。

だが、ダンツラー容疑者の精神的に抱えていた病は完治しておらず、最終的にそれが爆発、7名を射殺し、グランドラピッツの町を恐怖に震え上がらせ、大事件を起こしたあげく、自殺するという最悪の人生の結末を迎えた。

犯罪歴のある容疑者は銃をどこから手に入れたのか?

アメリカは銃社会です。前科のある今回のダンツラー容疑者は、どこからどうやって銃を手に入れたのかがこの事件での一番の問題点ではないかと感じました。事件の焦点が、次々に発生した惨劇に向けられていたので、その件に関しては、当時話題になりませんでした。その後、そのことが追及されたのかどうかは謎です。。

これがアメリカが本当に目覚めなければならないとても大事なことだと私は思います。

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さくらまい このユーザーの他の記事を見る

最後まで読んでいただきありがとうございました。
日本生まれですが、米国に30年間住んでいた米国籍のライターです。2014年に家族で日本に移住してきました。どうぞよろしくお願いします。

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