今年は例年に遅れてインフルエンザが猛威をふるい、全国的にもようやく落ち着いてきましたが、続いて今度は伝染性紅斑、通称りんご病が流行すると言われています。

りんご病とは?そして感染経路は?

りんご病とは、ヒトパルポウイルスB19というウイルスが感染して発症する病気です。主な感染経路は「飛沫感染」と「接触感染」です。

「飛沫感染」は、発症している人の咳やくしゃみによって、ウイルスが空気中に飛び散り、感染します。また、「接触感染」では、感染者の皮膚や粘膜への接触、または感染者が触ったものを介して、間接的な接触によっておこる感染します。

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よって、学校や人混みでは、感染者が1人いるとすぐにウィルスが拡散。感染リスクが高まります。春先から初夏にかけて感染者が増えると言われています。そう、ちょうど今からの時期です!

感染後1週間ほどで風邪のような症状があり、この時ウィルス放出量が最大とされています。10〜20日後に頬がリンゴのように紅くなります。続いて腕、脚部にも紅斑がみられ、体幹部(胸腹背部)にまでこの発疹が現れることがあります。発熱がある場合、軽度で済むことがほとんどのようです。

気付いた時には“時すでに遅し”

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この病気の厄介なところは、紅斑が出て“りんご病”だとわかった時にはすでに感染力はほぼ無くなっており、知らない間に感染源となりウィルスをばら撒いていたということになります。誰がりんご病感染者か本人にもわからない状態が数日続くのです。それゆえに感染者が拡大、流行しやすくなります。

2016年はりんご病の当たり年

りんご病の流行には5年の周期があると言われており、前回は2011年に流行しました。2016年はまさにその5年後に当たるのです。すでに

りんご病は子どもの病気だと思われがちですが、大人でも感染します。軽度で済む子どもと違い、大人が感染すると重症になることも…。

りんご病に感染した場合、子供のように頬の紅斑はほとんど見られません。
主な症状としては、発熱や倦怠感などの風邪症状があります。
大人に強く見られる症状として特徴的なのは、関節のむくみ・関節痛です。

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ときには手がこわばって指が曲げられないこともあるそうですが、最も辛いのが腰痛です。大人がりんご病で腰痛をともなうと、階段の上り下りに支障が出るほど激しい痛みを感じる人も少なくないそうです

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また、大人の感染者の半分は風邪症状もほとんど出ない「不顕性感染」で自覚症状がない場合があるそうです。

特に妊婦さんは気を付けたい

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妊婦さんが感染するととても危険だと言われています。

妊婦が感染すると、胎児水腫や流産の可能性があります。妊娠前半期は、より危険性が高いといわれていますが、後半期にも胎児感染は生じるとの報告があります。その他、溶血性貧血患者が感染した場合の貧血発作を引き起こすことがあり、他にも血小板減少症、顆粒球減少症、血球貪食症候群等の稀ですが重篤な合併症が知られています。

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予防ワクチンも特効薬もない病気なので、自分で自分を守るしかないのです。飛沫感染を防ぐために普段からマスクの着用、接触感染を防ぐために手洗い、うがいをしっかりすることを徹底したいですね。

現在、りんご病の他に溶連菌感染症も一部都道府県で流行しているようです。全国の感染症アラートが閲覧できるサイトがあるので、注意してチェックするといいですね。(下記サイト)

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海外かぶれ✈︎のコテコテ大阪人ライターです。まだ日本では伝えられていないような海外ニュースを中心に、育児ネタ、雑学ネタを記事にしたいと思います。多くの人に感動を、そして様々な問題を考えるキッカケを与えていきたいと考えています。やんちゃな2児の育児に奮闘する傍ら、執筆活動を頑張っています★よろしくお願いします!

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