羊水検査を受け、陽性反応が出た場合どうしているのか?

高齢出産が増えた現在、不妊治療も高度化し、子どもに恵まれることも増えてきました。ただ、出産できる年齢が延びたわけではないため、どのような場合でもリスクが伴っていることがあります。その中でも「羊水検査が「陽性」だった場合に出す夫婦の結論」が結果が注目を集めています。

羊水検査の陽性反応が出た場合 90%の夫婦が諦めている

1年で検査を受けた妊婦は、予想を上回るおよそ8,000人。
30代後半から40代がほとんどです。
このうち141人が、病気の可能性が高い陽性と判定されました。
検査開始半年まででみると、病気が確定した妊婦の90%以上が中絶を選択しています。

出典 http://www.nhk.or.jp

「ダウン症の可能性がある」陽性反応が出た場合、
ほとんどの方は、頭が真っ白になったといいます。

まさか、自分が?

もちろん、どんな結果が出ても、受け入れる覚悟を持っている夫婦もいらっしゃいます。

現実的には、羊水検査までに達した結果が「陽性」だった場合、90%ちかい夫婦は出産を諦める選択をしています。

では、なぜ諦めたのでしょうか。

現在の医療は発達し、ダウン症だからといって短命ではなくなってきました。
つまり、自分の方が(親)先に死ぬ可能性があるわけです。
ダウン症児というと、特徴的な顔や身体的な問題が思いつきますが、その他にも様々な内臓疾患を抱えている可能性があります。その治療はダウン症とは関係なく、併発しているものであるため、専門の医療機関に掛かり治療・通院が必要です。

将来的に、最初に問題となるのは経済的問題です。

ある程度、支援や制度で賄える部分もあるかもしれませんが、100%ではありません。
学校やその他にも様々な費用が発生します。
自立できるまでの可能性がどの程度なのか、それは生まれてみなければわかりません。

元気に働くことができる方もいらっしゃいますが、そういったパターンの方が全てではありません。知的障害もあるため、その個性も様々です。そういった中、ある程度の医療発達により50歳くらい、それ以上までの寿命が延びたことにより親が世話をし続けられる可能性が低くなってきました。

40歳の出産の場合、子どもが50歳であれば親は90歳です。
自分が介護されている立場だと容易に考えられます。

そういった、諸々の事情から出産を諦める夫婦が多いそうです。

受け入れ態勢を整えることができる社会であり、夫婦としての経済力も問題がなければ出産を選択する夫婦は増えるかもしれません。ですが、現実的には、そういった施設はごく少数であり、症状が重度の場合は受け入れ先がないという場合も多いそうです。

科学の発達により、生まれる前の診断で「わかってくること」が増えました。
その結果、「産む・産まない」の選択を迫られることになりました。
それがいいことなのか、悪いことなのかというと、答えは出ないと思います。

その「答え」をどうするかということが、これからの課題になっていくのではないかと思います。また、その答えに対してではなく、産まれてくる子に対して向き合うという意味で「検査をしない」という選択をする夫婦も増えているそうです。

▼関連リンク

この記事を書いたユーザー

Furou Break このユーザーの他の記事を見る

暮らしに役立つ記事を書くWebライターです。

得意ジャンル
  • インテリア
  • マネー
  • 動物
  • 社会問題
  • ライフハック
  • 育児
  • 暮らし
  • 美容、健康
  • コラム
  • ニュース

権利侵害申告はこちら