まぼろしの日本食材?

今や海外でも日本食が比較的簡単にそして安価に手に入る時代になってきました。筆者もカナダ・アメリカ・西ヨーロッパと海外生活15年と長い間日本食を探し日々暮らしていますが、現在住むオランダでは地元の大手スーパーにもアジア食材コーナーが設けられ、キッコーマンのお醤油やキューピーマヨネーズが並ぶ時代になってきました。そして各大都市には大抵日本食材を扱う日本のスーパーマーケットや中国系・韓国系スーパーマーケットがあり、海外在住の日本人としては本当に助かりますよね。

ただ、なんでも手に入るとは言え日本では安くて毎日のように食べられたのにこっちで買うと高いものもあります。長年の海外生活で身につけた知恵を今回はご紹介したいと思います。

私たちの国民食、納豆!

日本に住んでいた時には毎日のように納豆を食べていた、という人は多いのではないでしょうか?納豆嫌いの方には関係のない話になってしまいますが・・。

日本だったら3パック入りが100円、セールだったら100円を切ることもあるような格安食材の納豆。

朝食としても簡単に食べられ、なんといってもその栄養価の高さは完全食とも言われ子供から大人までに愛される国民食!
しらすなど日本では当たり前に使われる離乳食の食材もなかなか手に入らないこともある海外子育てですが、納豆が自宅で作れたら離乳食にも大活躍です。

それが地域によって異なるとは思いますが、筆者の住むオランダでは3パック入りが約4ユーロ(600円ほど)で売られています。そして海外で納豆を買ったことない人は驚くかもしれませんが、冷凍で売られています。
ということは海外では計算すると納豆は1パックあたり約200円の高級食材と化してしまうのです。

納豆大好きな筆者。どうにかして作れないものかと調べ、試行錯誤の末、今では毎朝手作り納豆を食べています。難しいと思うかもしれませんが、時間はかかりますが手間はあまりかからず、慣れてしまえば簡単に手作りができます。

本当につくれるの?

早速、その作り方をご紹介します。
いろいろな作り方があるとは思いますが、筆者が試行錯誤の末にたどり着いた方法を今回はご紹介します。

まず、納豆作りに必要なもの4つ

1)乾燥大豆
2)圧力鍋(普通の鍋でもできますが圧力鍋だと時短に)
3)納豆素
4)ヨーグルトメーカー(炊飯器やオーブンなど代用も可能)



手順
①乾燥大豆を水で洗い、たっぷりの水につけて24時間おく。

②圧力鍋で蒸して指で簡単に潰れる硬さに。
筆者はfisslerの圧力鍋使用で、圧が入ってから20分弱火。火を消してから圧が抜けるのを待ちます。(圧力鍋によって時間は調節してください)

③市販の納豆素と混ぜる。
インターネットで簡単に手に入る納豆素。
粉末で目薬の容器のようなものにたったの3g入っていて30kgの納豆が作れますので、日本で購入して送ってもらったり一時帰国の際に購入しても荷物になりません。
その粉末を説明書に記載の適切な量を混ぜます。

④発酵。
筆者は牛乳1リットルパックがすっぽり収まるタイプのヨーグルトメーカーを使用。空きの牛乳パックに納豆素と大豆を混ぜたものを入れ、ヨーグルトメーカーにセット。約24時間おきます。
ちなみに、この時に密閉してしまわないようにヨーグルトメーカーの蓋に布巾などをはさんで隙間を開けるのがコツです。酸素が入ることでより発酵がすすみます。


手順はこれだけです。


少しアンモニア臭が気になる場合はすぐには食べず、また1日くらいおくと治ります。

さいごに

時々、納豆を作っているとこちらで出会う日本人に言うと驚かれますが、ご覧のように手順はとっても簡単です。大豆を水につけるところから、おいしく食べられるようになるまで約3日かかりますが、待つ時間が長いだけで手順はいたって簡単です。

始めの数回は粘りが足りなかったりするかもしれませんが、回数を重ねるうちにコツをつかめるようになります。ぜひお試しください!

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molen このユーザーの他の記事を見る

海外在住歴14年。2012年に西ヨーロッパへ移住。英語教育、運動教育について研究・指導を行っています。

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