夫のことが殺したいほど憎くて憎くてたまらない!?

でも、横で寝ている夫を、衝動的に殺すのは止めましょう!

そんなことを実行するつもりなら、殺してしまう前に離婚しましょう!

"Don't kill your husband ! Just Divorce ! " (夫を殺さないで!離婚しなさい!)

ラジオから流れてきたメッセージ

以前、ニューヨークで車を運転しているときに、そんなパブリックメッセージ(上記)がカーラジオから流れてきて驚かされた。

それほど米国では、妻が夫を殺害するという事件が頻繁に起きているのだ。誰にでも銃が手に入るので、衝動的に夫を撃ち殺してしまうのである。

しかしながら、公共のラジオからそんなメッセージが流れてくるというのは、アメリカはかなり病んでいる証拠だ。

養育費を払いたくないという理由で殺害する

もっとたちの悪い夫婦関係の殺人事件も発生している。それは子供がいる夫婦に起きてしまう。

離婚しても、未成年の子供がいる場合、ひきとった片親の方に、もう一方の片親が養育費を払わなければならない。離婚する時に、その額を双方で決めて裁判所の離婚書類に記載する。養育費を支払わなければいけない立場が父親の方だけとは限らない。母親の場合もある。 毎月ちゃんと決められた養育費を支払わなければ、犯罪となり、訴えられれば、支払わなかった過去の分までもさかのぼって請求され、お給料から自動引き落としの手続きを政府がしたり、銀行口座を差し止められたりする。それでも支払わなければ、監獄行きとなる。

養育費の未払いもアメリカでは、れっきとした犯罪なのだ。だから、養育費を支払わなければならない片親が、子供と離婚した相手(もしくは別居中の相手)を殺害してしまうという事件も多い。

殺害理由は単に”養育費を請求されたくない! 支払いたくない!”というただそれだけなのである。だから、もし未成年の子供がいたら、Just Divorce!ではおさまらない時もあるのだ。

日本はそこまで追い込まれていないのだが

日本は、銃社会でもないし、離婚して養育費も支払わなければ犯罪となるわけではない。だからこのような夫婦関係での殺害事件が殆ど起きていない。

だけど、離婚して養育費をちゃんと支払っている人は大変少ないという問題は、アメリカより深刻となっている。

でも、もし、アメリカのように日本も銃社会になり、そして養育費も支払わなければ法律で厳しく取り締まるとなった場合、やはり同じ道をたどってしまうことになるのだろうか?

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さくらまい このユーザーの他の記事を見る

最後まで読んでいただきありがとうございました。
日本生まれですが、米国に30年間住んでいた米国籍のライターです。2014年に家族で日本に移住してきました。どうぞよろしくお願いします。

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