貨物室に乗せられた14匹の子犬がこん睡状態になり、7匹死亡

2010年8月3日、オクラホマ州タルサ発イリノイ州シカゴのオヘア空港行きのアメリカン航空機の貨物室に乗せられた14匹の子犬たちが、オヘア空港到着時に昏睡状態で発見された。その後、動物病院に運ばれたが、残念ながら7匹の子犬が死亡した。死亡原因は、熱中症とみられている。この日の暑さは朝の時点で摂氏30度(華氏86度)を超えていた。

高度が高くなれば、乗客室でも温度が変化を感じる

ペットが収容される貨物室には、エアコン、暖房などの機内温度調整はないか、あるいは十分ではないと思われる。 米航空会社では、フライト当時の気温が華氏85度を超えるような場合は、ペットたちの移送を見合わせるという規則がある。

更に、フライト前のペットたちの健康状態も良好なもので あることが求められる。つまりは、過酷な状態になりうるので、それに耐えられる体力をペットたちに要求されているということであろう。

上記の子犬たちは、おそらく、熱中症で脱水症状を起こしたのではないだろうか。とても機内が暑くて かなり過酷なフライトだったと思われる。 蒸し風呂だったのではなかろうか。朝のフライトだった。でも、その時点で華氏87度だったそうだから、機内の貨物室がいったいどれだけの気温に達していたのだろうか?

どれだけ、高度が高くても、それだけ太陽に近くなるので、機内の温度は上昇する。私はそれをフロリダ州に向かう機内で体験している。ジョーア州アトランタ辺りで、はっきりとわかるくらい、かなり機内が暑くなった。乗客室でも、そうなんだから!もちろん、それなりにエアコンで調節されてても、太陽の強さをしっかりと感じたのだ。

フライト中に死亡したペットの過去の記録

アメリカ国内のフライトで2005~2009年の5年間で144匹(うち犬122匹)が死亡しているという。 2009年は、コンチネンタル航空で40匹の死亡が最高で、次に多かったのはアメリカン航空28匹、デルタ航空17匹、アラスカ航空16匹、ユナイテッド航空13匹という統計が発表されている。これは、米国内線だけなので長時間フライトの国際線を入れるとこれ以上の数字になると予測される。

日本でも犬がフライト中に死亡したケースがある

この問題は、米国だけではない。日本でもフライト中にペットが死亡したケースがある。

夏の暑い日、冬の寒い日は避け、バケーション・シーズンも避けること!

家族同様の愛情をそそいでいる大切なペットを守るためには、航空界会社の取り扱い方法も大切なのだが、それ以前に、ペットに旅をさせる場合は、飼い主が以下のことを注意することが一番大事だと私は思う。

ペットをフライトで預けなければならない場合は、健康状態を確認することはもちろんだが、夏などの暑い日、冬などの寒い日を避けることがとても大切!

バケーション・シーズン中は、空港も混雑し、 担当職員たちのサービスも十分にペットに配慮されないので避けるようにしたい。

ペット優先でフライトを選んだ

私も米国生活を引き上げる際に、15歳を超える長老の飼い猫を日本に連れてきました。

無事、一緒に日本までたどり着けるように、老猫に負担がかからないように、季節は温暖な気候の春を選び、日本の家に一番近い国際空港にダイレクトにつくように、路線と航空会社を選びました。

その猫も、日本の新しい家に慣れて今もとても元気です!

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さくらまい このユーザーの他の記事を見る

最後まで読んでいただきありがとうございました。
日本生まれですが、米国に30年間住んでいた米国籍のライターです。2014年に家族で日本に移住してきました。どうぞよろしくお願いします。

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