映画「人生は小説よりも奇なり」、3月12日より公開中

ニューヨーク・マンハッタンを舞台に、39年間連れ添った画家のベンと音楽家のジョージの同性婚やそこから巻き起こる人間ドラマを描く、映画「人生は小説よりも奇なり」。日本でも3月12日から公開されています。

公開に伴い、アイラ・サックス監督のオフィシャル・インタビューと、どちらかが50歳以上の同性カップルにも適用されるお得な割引情報をお伝えします!

アイラ・サックス監督オフィシャル・インタビュー

Q. なぜ39年も連れ添った壮年の同性カップルの物語を作ろうと思ったのですか?

― 私は9年間、夫である画家のボリス・トーレスと暮らし、2012年に結婚しました。その時初めて、いかに愛情関係というものが時と共に深まり、成長してゆくものかに思い至り、それを映画にしたいと思ったのです。(「東京物語」などで知られる)小津安二郎映画監督に影響された私の映画はすべて、ある意味世代の継続を描いていると言えます。
これはあるカップルについての映画ではありますが、次の世代、そしてその次の世代についての映画でもあるのです。私たちはみな、つながっているのですから。


Q. 本作に、ご自身(の体験)や周囲の環境を投影されているところはありますか?


― 自分がゲイだと知ったのはティーンエイジャーの頃、70年代です。私のような欲望を抱くことが悪い事だとされる社会の中では、それを恥じる気持ちを克服するには長い時間がかかりました。
でも40代になって、私の内なる自我が、外側に、つまり社会で起こる変化にようやく追いついて来たのです。私は自分自身を好きになり始め、愛し始めました。それは重要なことでした。
私の子供たち(私と夫は4歳になる子供二人の親なのです)が、ゲイの人間がかつてないほど平等に扱われるようになってきた世界の中で育ってゆける時代に生きてこられて私は幸運だと感じています。まだまだやるべきことはありますが、進歩はあるのです。


Q. 近年のLGBTを描く映画をどう思いますか?


― ゲイにとって、自分たちの個人的な物語を語るために財政的な機会を得るというのは、難しいことです。私の年になると、ゲイの物語を語るキャリアを維持し継続することが特に難しくなってきます。1本、2本の映画を撮ることはできます。しかし、3本、4本、5本と語り続ける機会を得られる者はほとんどいないのです。
でも「アート・フィルム」作家としてのキャリアを継続してゆくこと自体も同じくらい難しいですからね。スタジオ時代や、ハワード・ホークスとか小津のキャリアが時に羨ましくなります。

Q. どのように、ジョン・リスゴー(画像左)のような優れた俳優をキャストできたのでしょうか?彼らの演技をどう思われますか?
また、撮影時のエピソードなどありましたら教えて下さい。


― キャスティング・ディレクターのアヴィ・カウフマンとはこれで5作品一緒に仕事をしていますので、お互いの好み、どうすれば素晴らしい組み合わせができるのかは熟知しています。
私たちはシナリオができると直ぐにアルフレッド・モリーナ(画像右)をキャスティングし、それから9か月かけてジョン・リスゴーをキャスティングしました。この二人を共演させることができたのは幸運でした。撮影現場でも彼ら2人は、長年の友人のようでした。演技を本当に楽しんでいたので、お喋りや芝居を止めるのが時に難しかったくらいです。


Q. 本作ではショパンなど音楽が美しく印象的です。音楽の選曲にも関わられましたか?


― 私の共同シナリオ執筆者のマウリツィオが、女の子がショパンのピアノ曲を演奏する場面を書きました。それでショパンの全曲を聞き始めたのです。音楽の美しさだけでなく、その感情の幅、ドラマにも心を打たれました。直ぐに、これは私たちの映画の素晴らしい要素になると感じたのです。

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