若いだけが能ではない。もっといい歳取ろうよ。

 最近特に感じることですが、日本人に限らず年を取ることが恥のように感じると見えて、若く見せようと年甲斐もなくあちらこちらで恥さらしのオンパレードのように思えてなりませんが、皆さんそんなことを感じられたことはございませんか。

 そもそも震源地は芸能界のようですが、見るに堪えない代物も見かけます。芸能界では営業用として若作りの方が売りやすいのかも知れませんが、「いい歳」とは人間の中身からにじみ出てくる物で外装を作った物では駄目ですね。

 ここで私がこだわりたいのは「人間五十にして天命を知る」という一説です。歳とともに知った人生の味は、人によって「風格」となり「味わい」にとなってにじみ、広く人間的共感を呼びます。

 歳をとるということは無条件に向こうからやってくることですが、その結果はそんな単調なものではありません。
 こんなことをいうと笑われるかもしれませんが、ものの考え方から見ると、年代が逆転したいるのではないかと思われることも多々あります。毎日の社会が猛スピードで走り続けている現代では、多くの物事を多角的に見ようとするとなかなか結論が出しにくくなってきます。
 その点若者の方が割り切りが早く、広い視角の中でのバランスを気にしないせいか,「年寄りのような分かったような物言い」をするように思えてなりません。
 その点好きな言葉ではありませんが、人生経験を養った分別ある考えに基づいた年寄りになりたいと思います。今時そんな年寄り?が少なくなってきたのではないでしょうか。

 中身にコクのあるじいさんばあさんが多くなることを願ってやまない今日この頃です。

この記事を書いたユーザー

仙暁 このユーザーの他の記事を見る

八十路を迎えた萩焼陶工です。ちょっと野次馬ですが、どうぞおつきあいください。写真は苦手で文章ばかりですが、これもまた一興とよろしくお願いいたします。

得意ジャンル
  • 社会問題
  • スポーツ
  • カルチャー
  • 感動
  • コラム

権利侵害申告はこちら