FXトレードの基本的な注文方法として、成行注文、指値注文、逆指値注文の3つがあります。

FXトレードのサイクルとして、買った外国通貨は必ず売らなければなりません。反対に、売った外国通貨は必ず買戻しを行うことで、1回のトレードが成立します。

実際に、外国為替を「買う」「売る」という行為に対して、FX業者へ「いくら買うのか・いくらで売るのか」という注文を出さなければなりません。

この注文方法で戸惑ってしまったり、どのように為替を売買したら良いのかわからなくなってしまった。ということがあるのではないでしょうか?

ここでは、トレードを成立させるための基本的な注文方法を解説していきたいと思います。

成行注文は即効性がある!

成行注文は、外国為替のレートがいくらになったら買いたい、売りたいという設定をせず、市場に流れるリアルタイムのレートで新規注文を出します。買いたい時に買う!売りたい時に売る!といった確実にトレードが簡単にできるので、FXトレードの注文方法としては一番簡単です。

ただし、気を付けておかなければならないことがあります。成行注文の場合、為替相場は常に動いているためいくらで売買したということが約定(取引の成立)するまでわかりません。

例えば、1ドル100円の時に成行で買いの注文を出したとしても、為替相場の変動により約定した時には1ドルが101円になっている可能性があります。売りの時も同様、1ドルが101円の時に売りの注文を出したとして、約定の時には1ドルが100円になってしまうこともありえます。

為替レートの値動きが激しい時に成行注文を出してしまうと、約定するまでの時間に為替の値動きがあり、自分が想定していたレートと違っていた、思っていたより為替レートが高値・安値になってしまった、というケースがありますので注意しましょう!

成行注文に関して、ヒロセ通商にイメージしやすい解説図と簡単な説明があったので参考として載せておきます。http://hirose-fx.co.jp/category/order/01.html

指値注文で自分の指定したレートで取引ができる

指値注文は、自分で設定したこの為替レートで買いたい!売りたい!と思ったレートを前もって指定して注文を出す手法です。主に、値動きしている為替レートより「安く買って高く売りたい」時に活用されます。

例としては、為替が1ドル100円の時に1ドル99円になったら買い、1ドル101円になったら売りたい。という注文を出します。
指値注文をしておくことで、為替のチャートが見れない場合でも自動的に取引を進めてもらえるので、慌てて売買注文を出す必要がありません。

ただし、成行注文とは違い、予め為替レートを設定するということは為替の値動きが自分の思い通りに動かなかった場合や設定した為替レートの幅が広すぎた場合には取引が成立しないことがあります。必ずしも約定するわけではありませんので注意が必要です。
取引が成立しそうにないと感じた場合、約定する前の注文であれば、注文の取り消し、修正することが可能なので見直してみましょう!

約定しなかった指値注文は、自分が指値注文をする際に設定した注文有効期間(当日、日時指定)が過ぎれば自動的にキャンセルされます。
設定した期間を無期限にされた場合は、ご自身でキャンセルする必要があります。

逆指値注文で早めの損切り

逆指値注文は別名ストップ注文とも呼ばれ、リアルタイムで進行している為替レートよりも不利な状態でレートを指定して注文する手法です。
指値注文と真逆の注文方法だと思って下さい。
FX初心者の方は不利な状態でなぜ注文するの?と思ってしまうかもしれませんが、損切りと言ってとても大切な注文方法になります。

どのような時に逆指値注文が使われるのか、その活用方法としては為替相場がどちらに傾くかわからない状態の時です。

1ドル100円のときに1万米ドルを保有(ポジション)していたとして、上昇するか下落するか不安定の為替相場の状態で決済せずにそのままにしておくと、相場が大きく下落した場合大損失になってしまいます。

このようなリスクを回避するために、1ドル99円で売りの注文を出しておくことで為替相場が下落した時に自動で損切りされるので、大損失を免れることができます。

損切りの大切さとして、デモトレードで損切りの判断、タイミングを反復練習!体で覚えなさい!により詳しく解説されています。このサイトに記載されているように、逆指値注文に不慣れなうちはデモトレードを活用して何度も反復練習をしてみて下さい。
※デモトレードはFX業者から無料で口座開設ができ、取引自体もお金は掛かりません。

デモトレードを活用していく中でどのような取引かということを身をもって体感する事ができます。
不安定な為替レートの状態で、上がるかもしれないと運に任せて期待をするより、いかに損失を少なくするのかを考えながら取引をしていきましょう!

FXトレードでは負け(損失)は負けと認めて早めに損切りをすることが重要です。

まとめ

成行注文は直ぐに取引ができる!
しかし、約定までに為替レートが変動してしまう可能性あり。

指値注文は自分の思った為替レートで取引できる!
ただし、レートが思い通りにいかない場合は取引できないこともある。

逆指値注文は大損失のためのリスク回避!
損を覚悟で注文ということになってしまいますが、時には損切りをする勇気も必要です。

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