宮城県・女川町、被災したこの地で、今も海に潜り続ける1人の男性がいます。その人の名は、高松康雄さん(58)、高松さんの妻・裕子さんは震災の日に行方不明になってしまいました。裕子さんは、七十七銀行女川支店に派遣社員として勤めていました。支店長の指示で支店屋上に避難したものの、津波のにのまれてしまったそうです。

妻の最後の願いを叶えるため、被災地の海に潜り続ける

『無事ってことはないとわかっている』

出典 https://www.youtube.com

震災から5年がすぎた今も行方不明の裕子さん、きっと津波に飲まれてしまただと思います。もう、裕子さんが生きてはいないことを高松さんもわかってはいるのです。ただ、何か裕子さんの一部でも持って帰ってあげたいという気持ちがずっと消えないそうです。

何気ない日常が一変…。

出典 https://www.youtube.com

裕子さんを職場の銀行に送りながら『今夜何食べるかな』『何でもいいはダメよ!』といつものように他愛もないやり取りをしていたといいます。しかし、それが妻の最後の言葉になるとは、高松さんも思ってはいなかったことでしょう。

潜水士の資格を取得し、自ら海へ

出典 https://www.youtube.com

潜水士になるには、国家試験を受ける必要があります。実技試験は無く、合格は比較的簡単な試験になっているのですが、実際に潜るとなると話は別です。海上保安庁に入り、潜水の指導を受けるか、ダイビングスクールなどに通う必要があるのです。 そこまでの苦労をして資格を取ってまで、海に潜ろうという高松さん、一体何が高松さんをそこまで突き動かすのでしょうか?

『帰りたい。』亡き妻の最後の願いを叶えてあげたい。

『大丈夫?帰りたい。』妻から送られてきた最後のメール

出典 https://www.youtube.com

高松さんの原動力となっているのは、この一通のメールです。『帰りたい。』妻・裕子さんの最後の願いをどうにかして叶えてあげたいと思った高松さんは、人任せにするのではなく、自ら愛する妻のために潜ることを決めたのです。

“先生”と一緒に被災地の海に潜り続ける

出典 https://www.youtube.com

高松さんが「先生」と呼ぶのは、石巻市(宮城県)でダイビングサービスの店「High-Bridge」を営む男性です。ダイビングの指導をしてくれた先生と一緒に、空いた時間を見つけては妻の残してくれた何かを探し続けています。そんな、「先生」には感謝の念が尽きないといいます。

『迎えに行きたい…』

出典 https://www.youtube.com

そんな妻を想う強い気持ちで、高松さんは今も被災地の海に潜っているのです。1日でも早く裕子さんの遺骨や遺品が少しでも見つかって欲しいと心から願います。

今なお、癒えることのない震災の傷あと、年々減り続けるボランティアの数も今深刻な問題になっています。今の私たちに何ができるのか、そう改めて考えさせられました。

▼津波で不明の妻想い“あの海”へ・・・夫が自ら捜索に

出典 YouTube

この記事を書いたユーザー

MIRUYO編集部 このユーザーの他の記事を見る

話題のオモシロ動画まとめアプリ「MIRUYO」の編集部。

アプリでは人気の動画を毎日100本以上配信しています。

権利侵害申告はこちら