人工甘味料が招いた酸味の強い果物と梅干しの悲劇



もうずいぶん以前から、人工甘味料の入った食品や飲料が世の中に溢れかえっている。

昔からの天然の砂糖ではない人工甘味料がさまざまな食品や飲料水に入っていて、最近その種類と数はどんどん増えているように感じる。私は味覚が敏感すぎるのか、あの人工甘味料のねっとりした不自然な甘さにとても抵抗がある。コーラなどの炭酸清涼飲料も、喉を潤し口中をさっぱりとしたい時に、人工甘味料の入っているものをうっかり飲んでしまうと、後々ずっと口の中がネバって全然清涼な気分になんてならない。ダイエット○○とか、カロリーゼロ○○等と表示されている食品や飲み物であれば、最初から人工甘味料が入っているのが分かるから、間違って購入してしまうこともないが、最近はガムや袋入りの飴、更には梅干しまで、商品の裏に小さな字で書いてある成分表を見ないと人工甘味料が入っているのかどうか分からないものが多く出回っている。『 天然紫蘇入り梅干し 』と大きく表示された梅干を、自然の塩と紫蘇だけの昔ながらの酸っぱくて美味しい梅干しだと期待して購入したのに、いざ食べてみると人工甘味料入りのねっとりとした不自然な甘い味の梅干しでがっかりした経験が何度もある。テレビのグルメ紹介番組などで、肉や魚や果物・野菜さえも『 甘くて美味しい 』とばかり表現して連呼するために、何でもかんでもただ甘ければいいと勘違いしてるんじゃなかろうか?昔ながらの酸味が強くて美味しいみかんやりんご、苺や夏みかん・八朔までも、ただ単に甘みだけ強くて全然酸味の無い、フヌケた味に改造されてしまったから現代の若者の果物離れが進んでいるのだろう。食品は本来それぞれの持っている『 旨味 』が大切なのであって、何もかも、甘みで人気を得ようとする現代の風潮が、味覚音痴を増産している大きな要因だ。以前のように、酸っぱい果物や梅干しはちゃんと酸っぱく、辛い味付けの食べ物はちゃんと辛く自然なうまみを感じられる、ちゃんとした世の中に戻してほしい。

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