美和(水川あさみ)は最後の提供を目前に控えていた。
介護人の恭子(綾瀬はるか)は、美和の希望を聞き入れ、病室で寝泊まりする。

そんな中、陽光学苑時代の宝箱の話になり、美和は恭子の宝箱が見たいという。
恭子の宝箱を見ながら、昔話をはじめる二人だが、
美和は「恭子みたいになりたかった」と告白する。
そして、「恭子みたいになれなかったから恭子を自分のものにしようと思った」と言う。

恭子の腕にしがみついた美和は、
「恭子がいて、こうしていられれば安心だった。
それだけで強くなれる気がした」と言い、こう続けた。

宝箱なんて、私にはいらなかった。だって私の宝物は箱に入らない。

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恭子と美和は、昔話をしながら二人の絆を深めていた。
しかし提供の時間になり、三人のスタッフが入ってくる。

「嫌だ」と恭子にしがみつく美和を、二人のスタッフは強引に連れて行こうとする。
美和は「離さないで。わたしを離さないで。」と叫ぶが、ストレッチャーに乗せられてしまう。

廊下に出ても恭子の名前を叫び続ける美和。病室に取り残された恭子にもその叫び声が聞こえている。
それでも美和を乗せたストレッチャーは動きを止めない。
しかし手術室が見えたところで、美和の手を恭子が握る。
そして恭子はこう言った。

私たちは天使だから。困ってる人に未来や希望、新しい人生を与えるの。
美和はそういう素晴らしいことをするの。
陽光の生徒たちはその使命に誇りを持っている天使なの。
私、ずっとついているから。そばにいるから。やり遂げるの、見てるから。

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部屋で絵を描く友彦(三浦春馬)のもとに、介護人の中村彩(水崎綾女)が入ってくる。
そして、恭子が介護人のリクエストを受け入れたと報告した。

美和の提供が終わったことを悟った友彦は、ゆっくりと彩に話しかけた。

俺、絵、全然描けなかったんだよ。子どもの頃、描かされるのが嫌で嫌で。
でも、今、描けるようになって、本当に良かったなって思う。
会えなくなっても、会うことができる。

友彦が描いていた絵は、幼き頃の恭子と美和が笑い合っている姿だった。

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介護人として友彦のもとにやってきた恭子。
友彦はそっと歩み寄り恭子を抱きしめた。

恭子は涙を流しながらこう言った。
連れてきてくれた、みんなが、ここへ、私を。

そして部屋に入った二人は抱き合う。
このシーンを背景に、恭子のナレーションが入る。
そこでこんな恭子の決意が語られた。

取り戻す。すべてを。私はすべてを取り戻してみせる。
〝猶予〟を勝ち取るんだ。

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