アルツハイマー型認知症…ご存知の通り、簡単に言えば徐々に記憶が失われていく病です。

“アルツハイマー病は、不可逆的な進行性の脳疾患で、記憶や思考能力がゆっくりと障害され、最終的には日常生活の最も単純な作業を行う能力さえも失われる”

出典 http://adinfo.tri-kobe.org

住んでる場所や名前、友人や家族さえも忘れてしまう、そんなアルツハイマーの夫を支える妻たちが嬉し涙を流したホッコリ心温まるお話を2つ紹介させていただきます。まず一つ目は、結婚60周年を迎えたというご夫婦のエピソードです。

愛する妻だけは忘れない

出典 http://m.imgur.com

画像投稿サイトimgurにご夫婦の孫にあたる方が投稿されたこちらの写真。
投稿者のおじいさんはアルツハイマー病にかかり、名前も家族もあらゆることを忘れてしまったといいます。しかし、妻であるおばあさんを見るといつも『美しい妻よ』と微笑むんだとか。結婚60年目のこの日は手に花束を持って抱き合う姿が。とっても素敵ですね。

自分のことを忘れられてしまうのはとても悲しいこと。しかし決して忘れないものもあるんですね。愛の力って素晴らしいです!
続いては2011年にアルツハイマー病と診断された夫を支える妻の感動エピソードです。

毎年母の日に贈る花束…

出典 http://www.cbsnews.com

米・アーカンソー州に住むメルビンさんは、2011年にアルツハイマー病と診断されました。今年で85歳になります。
アルツハイマー病と診断されてから、症状は日に日に進行し、終いには妻であるドリスさんにプロポーズしたことさえも忘れてしまったそうです。

母の日の前日、メルビンさんの姿が見当たりません。アルツハイマー病の症状のひとつに、道がわからなくなり迷子になることがあります。行方不明になってしまったメルビンさんをドリスさんは心配でたまりませんでした。

いつも散歩をする時はこうして腕を組んで歩きます。メルビンさんが1人で出掛けることはとても危険なのです。
しかし幸い、自宅から3キロほど離れたところにいたメルビンさんを警察が発見したのです。無事保護できたかと思いきや、メルビンさんは家に帰ろうとしません。警察に必死の抵抗をしたそうです。

『帰ろうと言っても帰らない。花を買うまでは帰らないと言うんです』その時いた警察官が振り返ります。『妻に花束を買うんだ』その一点張りで譲らないメルビンさんに警察たちも心を動かされました。
メルビンさんは1人目の子供が生まれて以降、毎年母の日には妻であるドリスさんに花束を贈っていたのです。『来た道を忘れても向かう先だけはハッキリしていたんです!彼の想いに協力するしか考えはありませんでした』そう振り返る警察官の顔はとても優しいものでした。

愛する妻のために今年も忘れず花束を。
メルビンさんの為に警察官の彼らは途中お花屋さんで花束を買い、自宅へ送り届けたのです。心配して自宅で待っていたドリスさんは、花束を抱えて帰宅したメルビンさんを見て驚きました。

『白い薔薇を抱えて微笑みながら帰ってきた主人を見て、胸が苦しくなるほど嬉しかったわ!全てを忘れてしまっても、心に残った愛は覚えているのね』と幸せそうに笑っていたそうです。

心が温まりますね。日々困難な介護生活の中、彼女たちがこのように愛や感謝を表現されることは、私たちが想像する以上に嬉しく幸福を感じられたのではないでしょうか。
もしこの先主人がアルツハイマーになったら…全ての記憶が失われても私のことを覚えてくれているでしょうか。彼の心の中にいつまでも愛を持ってもらえるように、日々大切に愛を持って接したい、そう思わせてもらえたエピソードでした。

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海外かぶれ✈︎のコテコテ大阪人ライターです。まだ日本では伝えられていないような海外ニュースを中心に、育児ネタ、雑学ネタを記事にしたいと思います。多くの人に感動を、そして様々な問題を考えるキッカケを与えていきたいと考えています。やんちゃな2児の育児に奮闘する傍ら、執筆活動を頑張っています★よろしくお願いします!

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