日銀の奇策、マイナス金利

1月に日銀が導入した『マイナス金利政策』。
誰も考えもしなかった空転直下の奇策に市場や世間は一時大混乱しました。

しかし、すでに欧州ではマイナス金利が導入されており、それによって及ぼす影響がある程度予想が出来たこともあり、一時の混乱は収まりつつあります。


私たちへの影響はまだまだ先?

マイナス金利が適用されるのは”日銀に預けるお金”=『国債』です。日銀にお金を預けていたのは主に銀行や保険業などです。そうすると自ずと、銀行の利下げや保険料の値上げが懸念されますが、銀行も保険会社もすでに潤沢な資産を蓄えていますから、私たちにマイナス金利政策の影響の影響が及ぶのははまだまだ先と言われていました。

銀行は利下げ決定続出、保険料値上げも

しかし、私たちへの影響はすでに出はじめています。

大手3銀行(三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行)は金利を過去最低に下げましたし、保険の大手である日本生命も一部商品についての保険料値上げを決定しました。

みずほ銀行は4日、定期預金金利を預け入れの金額や期間に関係なく、一律で年0.01%に引き下げると発表した。7日から適用する。現在よりも0.015%低くなり、過去最低を更新する。

日銀の「マイナス金利政策」を受け、市場金利が一段と低下したことを踏まえた。三菱東京UFJ銀行と三井住友銀行もすでに一律で年0.01%を適用しており、3メガ銀行が横並びの利回りとなる。

出典 http://www.sankei.com

産経ニュースより引用

日本生命保険は10日、貯蓄性が高い一時払い終身保険の保険料を4月から平均7%値上げすると発表した。値上げは昨年7月以来、9カ月ぶり。日銀のマイナス金利政策の導入で、大幅に金利が低下し、十分な運用益の確保が困難になっているため。改定で、50歳男性が死亡時に500万円受け取れる保険に加入した場合、支払総額は31万6900円値上がりし、468万7350円になる。

出典 http://www.sankei.com

産経ニュースより引用

私たちにとって嬉しい面も

金利が引き下げられるということは、お金を借りやすくなるということでもあります。マイホームやマイカーの購入をお考えの方は、消費税増税前の”今”がまさに決めどきとも言えます。

さらに企業もお金を借りやすくなり、より積極的に設備投資や人材確保を行えるようになるので、業績が良くなれば私たちのお給料やボーナスも増えるかもしれません。

嘘みたいな本当の話。巷ではアレがバカ売れ中

日銀のマイナス金利政策が発表された時、投資家の間ではタンス預金が増えて、タンスと金庫が売れるんじゃないか!なんて冗談が飛び交いました。

しかし、今巷では金庫がバカ売れしているというのです!実際、金庫を製造販売している企業の株価はマイナス金利発表直後からグングン上がり続け、あっという間に株価は2倍に跳ね上がりました。

実際のところ、タンス預金用ではなく昨年配布されたマイナンバーカードの保管用や、マイナンバー導入に伴い『家庭の財務状況が丸裸にされる』ことを嫌がる人のお家貯金用ではないかという見方もあるようですが・・・

日銀の黒田総裁は『異次元の金融緩和』について、まだまだ積極的な姿勢を見せており、今後さらなるマイナス幅の拡大も予想されます。

お金を借りたり、預けたり、私たちと金融界とのにらめっこはまだまだ続きそうです。

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