第89回キネマ旬報ベスト・テンで主演男優賞、今年の日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞に輝いた嵐・二宮和也さん。破竹の勢いで俳優の階段を駆け上がる二宮さんの“原動力”は何か? メディアは彼のパワーの源のひとつに「ゲーム」を挙げています。

二宮さんは、各メディアが取り上げているように、“生粋のゲーマー”としても知られています。その“やり込み様”は生半可なものではなく、メイクや撮影の合間、出演本番の直前まで没頭するそうです。

ことし2月下旬、この両賞を受賞したころと同じ時期に、二宮さんはパズルRPG「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」の記者発表会に登壇。その“やり込みっぷり”についてこうコメントしています。

二宮はバラエティ番組で幾度となく、休日は外に一歩も出ずに、ゲーム三昧であることを口にしている。ドームクラスのライブで日本中を周っているときでさえ、控え室ではゲームにご執心。当然、パズドラも経験済みで、1度クリアできたため、「やり直した派」であると胸を張る。そのため、「コンボを気持ちよく決めたい。コツとか、あるんですか?」と、両プロデューサーにマジ顔で質問する場面も見られた。

出典 http://npn.co.jp

二宮さんは、ゲームに相当のお金と時間を費やしているようで、朝起きてまずゲーム機を立ち上げ、14時くらいまでプレイし、2台目のゲーム機を立ちあげて友人に連絡し、17時ごろ自宅に誘い晩ごはんを買ってきてもらうというルーティーンをテレビで語っていたほど。「休日のゲームプレイ時間は13時間」「2日間ぶっ続けでゲーム」「とあるゲームの総プレイ時間は2800時間」といった逸話も飛び交っていて、ゲーム機もプレステなどの据え置き型からポータブル型まで、複数台所有しているといいます。

超多忙アイドルの多彩な顔を支えるゲーム

こうした“ゲーマー・ニノ”の横顔を紹介した話題のなかでも、3月2日に配信されたWEB記事には、彼の俳優としての才能を研ぎ澄ませる“習慣”としてゲームがあるといった内容が記されていました。記事のタイトルは、「嵐・二宮、現場で打ち合わせ中も下向いてゲーム三昧、スタッフの話も聞かずVTRチェックせず」という興味深いもので、このなかで二宮さんをよく知るジャニーズ担当ライターが、二宮さんの仕事に対する姿勢とゲームのかかわりについてこう語っています。

「『打ち合わせに参加しないのも、Vをチェックしないのも、実は自分のこだわりや自我を出さないためなんですよ。自分の意見を言いだすと、こだわりが出て、スタッフと議論したりするでしょ? そして、意見が通らないとストレスになるでしょ? それなら、最初から自我を出さないで、スタッフや監督の言いなりになったほうが楽だから。僕は言われた通りにしかしないし、それ以上でもそれ以下でもない』。だから、スタッフも彼に注意したりすることがなかったんですよ」

出典 http://biz-journal.jp

アイドルとして、俳優として、タレントとして……。多彩な仕事を毎日こなしていくうえで、集中するためにもゲームが欠かせない。そんな“つながり”を想わせるコメントです。

ゲーマーの超人的な課題解決力

そこで、ゲームと集中力という関係を見ていくと、意外にも大マジメに語られていたりします。世界最古の報道機関といわれるフランスのAFP通信が、「ゲーム愛好者らが長いあいだ未解決だった科学的問題を解決した初めての事例」として、ゲーマーの驚くべき集中力を取り上げています。

科学者たちが10年以上をかけて解明できなかったHIV(エイズ)構造解析を、ゲーマーたちがたった3週間で成し遂げてしまったというのです。

ワシントン大生化学研究室のファース・ハティーブ(Firas Khatib)氏は報道陣向けの発表で、「自動化による手法で解けなかった問題を、人間の直感が解決できるかを確かめたかった」と述べ、「ゲームプレーヤーの創意工夫の能力は恐るべきもので、適切に指導されれば、幅広い科学的問題の解決に用いることができるだろう」と語った。

出典 http://www.afpbb.com

役者魂あふれる男の影にゲームあり

ゲーム好きな大物俳優は、二宮さんのほか、多彩な顔ぶれです。たとえば唐沢寿明さん。自宅でテレビゲームに夢中になる唐沢さんに呆れた妻・山口智子さんは、一度だけゲームのことで怒ったことがあると、出演したテレビ番組内で明かしていました。

また、山田孝之さんも相当なゲーマーです。2015年にはPlayStation4のテレビCMに出演したさい、子どものころから親しんできたゲームを振り返りながらこうコメントしました。

「ゲームは想像力を掻き立てる素晴らしいアイテム。(特技は)高速連打」
「ゲームの面白さや、自分が楽しんでいる様子が伝わるCMになっていたら良いな」
「この歳までゲームをやっているとは思っていなかったです。今の段階で思うのは、確実に一生ゲームをやるだろうなということ。60歳になっても、興奮しながらやっていたいです」

出典 http://www.oricon.co.jp

ゲーム好きな役者に向けた、ゲーム業界からの熱いオファーもいろいろあるようです。前出の唐沢さんは、ゲーム機のテレビCM出演のほか、プレステ2で発売された「ドラッグオン ドラグーン」のイウヴァルトという登場人物の声を担当しています。

役者魂あふれる男の影にゲームあり。大物俳優たちが日々没頭する役づくりに、ゲームがどう入り込んでいるのか、気になるところです。

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