【1】前回のまとめ

前回の記事の内容を簡単にまとめると、以下の様になります。

(1)ブラック企業とは、人道的にも法令的にも「問題の多い企業」で、関わりたくない組織。

(2)ブラック企業も求人を出すので、就職時には注意が必要。

(3)ブラック企業の募集要項には、嘘が多い。それを見抜く為には、自分で分析し・考える訓練が必要。

今回の記事からは、ブラック企業にありがちな「求人情報」「募集要項」について、具体的に述べていきます。

【2】賃金が異常に良い求人…?

就職で、最も気にする事は「待遇」でしょう。つまり、「賃金」「賞与」「休暇」「昇給」「福利厚生」などです。
ここでは、賃金について考えてみます。

ブラック企業は、同業他社に比べて、賃金が高い傾向があります。極端な例になると、「初年度から、年収2000万円も夢じゃない!」なんて、ビックリする様な文章が書かれている場合もあります。実際に、そういう話が無いとは申しませんが、信じ難いです。

実際のところ、平均的な数値はどれくらいでしょうか?…と考えた時、以下の記事が参考になります。

2015年の平均年収は440万円で、前年比-2万円でした。2009年からマイナス傾向にあった平均年収は、2013年には一度プラスへと転じましたが、2014年には再度マイナスへと戻り、さらに今回も前年を割る結果になりました。

出典 https://doda.jp

「DODA」HPより。この記事によれば、2015年の平均賃金は440万円。年々、減少傾向にあるそうです。

上記の様な状況で、「誰でも出来る仕事」かつ「いきなり年収2000万円」という仕事が、どれくらいあるでしょうか?。疑問に思わない人はいないでしょう。

そもそも一般論として、「組織の戦力」となるには、年単位の時間がかかります。それからかけ離れた文章は、警戒した方が良いでしょう。

ブラック企業は、その性質上、慢性的な人手不足である事が多いです。少しでも人材を確保する為に、極端な数字を出す事が多いです。用心しましょう。

【3】「初心者歓迎」の裏側

ブラック企業の求人は、一見すると待遇が良さそう・親切そうという印象を受ける文言が並んでいます。
よく見かけるのは、「未経験者歓迎」「優しく丁寧に教えます」「簡単です」といった文言。

これは、裏を返せば、「誰にでも出来る仕事」ということです。誰にでも出来るとなれば、「誰でもいい」という事になります。
その結果、個々の従業員を大事にしません。扱いが荒っぽくなり、暴力やパワハラの温床になりやすいです。
「使えない人材」と判断すれば、次々に首を切っていきます。

勿論、初心者を丁寧に指導し、大事にする企業も存在するでしょう。しかし、人件費を抑制したい企業は多い筈。
そんな状況下で、敢えて「初心者歓迎」と表記するのは、どんな意味があるのでしょうか?。文字通り捉えてよいものかどうか、自分の頭で考える事が必要です。

【4】まとめ

情報を分析するには、「優しい」「簡単」といった「イメージ」で判断するよりも、数値で判断した方がハッキリする場合が多いです。

判断材料とする数値は様々なものがありますが、公的機関の出す数値が無難だと思われます。
その数値から、極端に離れた条件を提示された場合、用心した方が良いでしょう。鵜呑みにはしない事です。

自分で考える事をしないままでいると、後で問題になる可能性が高くなります。相手がブラック企業なら、尚更です。用心しましょう。

次回記事は、引き続き「求人票」について、分析していきます。

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