記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
水ぼうそうにかかった記憶があまりない人もいるのではないでしょうか。自分の小さなときにかかっていた病気に、いざわが子がかかると「どうしたらいいんだっけ?」と戸惑う方もいらっしゃるかもしれませんね。

今回のテーマは「水ぼうそう」です。医師に話を聞きました。

水ぼうそうのウイルスってどんなもの?

水ぼうそう」は、水痘・帯状疱疹ウイルスと呼ばれるウイルスの感染症です。
このうち、「水痘」は水ぼうそうのことです。「帯状疱疹」は、痛みを伴う発疹が身体の特定の部位にできる病気です。どちらも共通のウイルスによって起こります。

「水ぼうそう」は子供の病気です
水ぼうそうの発症のピークは1歳から3歳くらいまでの時期に起こることが多いです。そのあとにもかかるお子さんはもちろん多く、10歳までにかかる子が多いと考えられています。

一方で、「帯状疱疹」は主に大人の病気として知られます。
水ぼうそうと同じウイルスが神経根の部分にずっと残っていて、体力が落ちた時に発症するものと考えられています。

水ぼうそうの症状って?

水ぼうそうはウイルスに感染してから2週間くらいの潜伏期間があります。
潜伏期間を経て、赤いプツプツが何日かかけてどんどん増えます。

≪水ぼうそうの経過≫
発疹ができる
→水ぶくれに変化
→膿が溜ったようになる
→かさぶたになる
→完治へ

水ぼうそうにかかっている期間中はいろいろな状態の発疹が肌の上に混在します。(水ぶくれがあったり、かさぶたがあったり、など。)
発疹全部がかさぶたに覆われた最終段階になったとき、水ぼうそうは治癒した、とみなされます。
すべての発疹がかさぶたになるまでは約1週間です。最も発疹がひどいのは、発疹ができ始めてから3日目前後のことが多いようです。

また、症状の加減は人により差があります。
発熱も全然ない場合や40度に達するような高熱が出る場合こと、頭痛が起こることもあります。

子どもの水ぼうそう、親ができることって?

水ぼうそうの発疹は非常にかゆく、特に子供さんにとってはつらいものです。
子供が病気とわかると、厚着をさせたり部屋を暖めたりしてしまいがちです。水ぼうそうの発疹は身体が温まるとかゆみがさらに強まってしまうので、この点には十分な配慮が必要です。

かきむしって発疹を掻き壊してしまうと、跡が残ってしまう原因になるので気を付けましょう。

それから、アトピー性皮膚炎のあるお子さんは発疹が悪化しやすいといわれています。

≪アトピー性疾患を持っていなくても、アトピーになることも…≫
生活習慣や生活環境もアトピーの要因です!【アトピー度】診断

【医師からのアドバイス】

ちなみに、妊娠初期の妊婦さんは水ぼうそうに注意したほうがいいです。
100人に2人くらいの割合で赤ちゃんが低体重になったり、四肢の形成に問題が出たりすることがあるといわれています。

水ぼうそうにかかったかな?と思ったら、抗ウイルス薬による早期治療で症状を軽くすることができます。
お子さんであれば小児科、大人は内科をすぐに受診するといいですね。

(監修:Doctors Me 医師)

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