井下清 さん
その生涯 最も辛い現場
関東大震災のあと処理

大震災犠牲者たちの悲惨さは、
とても言葉では言い尽くせない・・・

その重苦しい体験から、
彼は人間の「生と死」につき
全心全霊を傾け思案したのであろう・・・

日本の「霊園」?は 死者の「集い」?
お墓参りをするとき、
「皆さん、お邪魔します」という気持ちで
入ってゆき焼香などをしたらすぐ?引き上げる?

その場にはとてもゆっくり
リラックスする心情にはなれない

・・・・・・・・・・・

ところが、
欧米の「霊園」?は
全く別風景!

欧米調査視察した井下さんは
深く感動したのだ!
それは「公園霊園」なのだ!

緑いっぱいの美しい「公園」に
旅立った方々が「眠る」?

彼らを訪問する方々は
公園を散策しながら、訪ねてくる・・・

そこは、
生きる人々と旅立った人々との
交流の場なのだ!

「いかがお過ごしですか?」
とお互い挨拶し、
なごやかに交流できる雰囲気、

生も死も、一緒になって
美しい緑の中で語り合い、癒され、
明るく、爽やかな前向きの気持ちになれる・・・?

そんな「公園霊園」に
深い感銘を受けた井下さん、 

そういう緑いっぱいの「交流の場」を
日本に持ち込もう、と決意したのだ! 

彼は、そういう「公園霊園」を
いくつかを 日本で現実化させたのだ!

その中で
規模最大のは「多摩公園霊園」

そこで 緑の木々は茂り
春はさくらが満開、
花見もできる

爽やかな明るい気持ちで、
訪れることができる、
そんなすばらしい公園といえるのだ!

井下さんは、自らの手で
この「公園」(このほうが適切?)を開設し、

開設と同時、
先ずは公園内に
最大の親友鳥居龍蔵の
長男龍雄さんの
胸像つき記念碑を建て
「若き人類学者」と記したのだ。 

龍蔵帰国後、なくなったあと、
井下さんは、龍蔵の記念碑も、
龍雄碑の隣に建てたのだ。        

※ (「感動の友情物語 鳥居龍蔵と井下清」 を
どうぞご参照くださいませ サイト内右上検索をご利用ください)
サイト とは 「人間鳥居龍蔵 あざらし丸」、どうぞをご覧ください
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それからかなりの時間が流れ
井下さんもなくなった。

彼もまた、同じこの「公園」に眠ったのだ。 

生涯の親友 鳥居龍蔵と井下清 は
この緑茂る美しい「公園」で
彼ら共通の夢・志を語り続けているのでは? 

彼らの周囲に、木々も子鳥たちも集まってきている・・・

彼らは語らい、木々は揺れ、子鳥は歌う・・・ 
これらは 渾然一体になる

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「ハートの人」 鳥居龍蔵と井下清
彼らの友情物語を
この公園自体が語り続けているのでは?  

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「霊園」 という ことば は
正直、あまり触れたくないものだ、

しかし、こころを引き裂かれるような
辛い体験をした 井下さん は

自らの「職務」の一環として
敢えて、真正面から取り組み 
「公園霊園」という「斬新」な形態を
日本上陸させたのだ!

その「開拓力」は、さすが!
鳥居龍蔵とコンビを組めた
その資質がきらきらと輝くのだ!

これまで なかったもの を日本に持ち込み、
花を咲かせる、

これは龍蔵と別分野ながら、
その情熱・気迫・勇気は 並々ならない!

正に 「類は友を呼ぶ」?

・・・・・・・・

「霊園」
これを突き詰めれば
紛れもなく、「文化」である。

井下さん は「公園霊園」という
「欧米文化」を日本に「移植」したのだ。

これだけでも、りっぱな「文化的貢献」

龍蔵同様、自らの功績などを
一切吹聴しない井下さんだが
「ハートの行政人・実務家」 として
僕らに大きな「財産」を残したのだ。

これらを継承し、大事に「育て」てゆきましょう!

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道端の花草を見ても感動し、野良ちゃんたちに会うと挨拶を交わす。したことのない仕事にも飛びつき、楽しむ!もっともっと広い世界に出会ってゆきたい!どうぞお力を貸してくださいませ!

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