職業柄 他人のお節介にもなりますが、皆さんにお尋ねしますが、親御さんが亡くなられたときの準備は出来ているでしょうかね。50~60代の親御さんの御歳は、元気な方もおられるでしょうが、介護(介助)が必要な方もおられると思います。認知症等で判断能力が衰えている方もおられることだと思います。
 そこで、例え介助が必要な場合でも判断能力が十分あれば、いいのですがね。判断能力が十分なうちに、世間話などしながら、財産目録を作っていくことをお勧めします。不動産は、どこどこにとか、預貯金は何銀行の何支店まで、株式など有価証券などの場合は、○○証券▽▽支店などをそれとなく聞き出して作成しておくことです。不動産の場合、存在する場所がわからなければ、どこの法務局へ行けばいいのか判断がつきませんし、また、不動産があちらこちらに散らばっているとしたら、その法務局へ行かないと登記簿の確認ができません。銀行や証券会社などは、届出印も重要になりますので、それも聴き出しておくといいと思います。
 あまりしつこく聴いていると、親御さんから、聴き出してどうしようと思っているのかと反対にどなられたり、俺に早く死ねと言いたいのかとなりますので、世間話のついでに、それとなく聴き出すことです。
 判断能力が不十分になってから、亡くなってからとかいくらもがいても、今住んでいる家屋敷のことくらいしか情報がありませんので、亡くなられた際、遺産分割協議書の作成をプロに依頼されても、どこを頼りに探していけばいいのか、まったくお手上げ状態ですから、私の専門分野でありますが、相続人の確定までは出来ても、遺産の総量の確定は、無理ですね。  
 そこで、表題のとおり、皆さんに準備ができていますか?
 出来ていない場合は、自分の親のことですから大事にお世話をしながら聞き出しておいてください。相続関係図や遺産分割協議書などは、プロに依頼された方が速やかに適格なものができると思います。その依頼されるための基礎資料としての財産目録が必要なのです。会社務めしながら片手間にされる場合、半年くらいかかってもできるかどうかと思います。例え苦労されて、それができたとしても複数の相続人がいれば、法定相続分を相続人がそれぞれが主張するので、法定相続分しか自分のものにはなりませんから、片手間にでもやろうと考えられても、割に合わないと考えます。有給休暇も取らないといけないだろう、なぜなら役所は、平日しか業務をやっておりませんから。住民票を取るような簡単なものではありませんから、その辺のところをよく考える必要があります。
 相続税の申告は、3か月以内となっております。この間に申告をしておれば、色々ある税の優遇措置も受けることができます。
 親子ケンカまでして、財産目録を作りなさいとは、言ってはおりません。ケンカできる能力があれば、暫くは、その話を棚上げにして、普通の世間話をする仲になっておいてください。人間は、時間が経てば忘れますので、また、一気に聴き出そうなんて思わないでください。ほんのは尻尾から上手く聴くことから始めてください。
 親御さんの財産目録を作成することが、平素からの備えと考えてほしいものです。
 50~60代の皆さん、頑張ってください!
 期待しております。
 

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