国旗、国歌は誰のもの

 最近始まったことではないようですが、小学校から大学まで国旗、国歌を無視する状況が続いているようです.
 ここではっきりさせておきますが、国歌、国旗は食べものや洋服の色の好き嫌いとは訳が違うと言うことではないでしょうか。好き嫌いという判断を持ち込む問題だはないと思います。

 まだ世界は国家単位で動いております。いつの日か国連中心の世界一カ国という時代が来るかも知れませんが、ヨーロッパのEU制度がまだ本物になれないところを見ても、国別による国家運営は、まだまだ続いていくものと思われます。
 そんな中、国家の名誉と威信を端的に表したものが国旗であり国歌ではないでしょうか。国民が国旗国歌を尊重し、畏敬の念を持多なければならないことは当然だと思います。

 先日から国立岐阜大学の学長が、卒業式に国歌を斉唱しないと言って、世間が騒がしくなっております。私は当然歌うべきだと思っています。しかし世間の声にあるように、国立で国からお金が出ているから歌うべきで、歌わないというのであれば「私立の学校に行ってからどうぞ」という意見にも遭遇しましたが、そんな次元で判断してほしくないと思います。

 理由は要らないのです。今の国旗国歌が戦争のイメージが残って嫌だというのっであれば、代替え案を示し、正当な論議を呼び起こし、今の国旗国歌以上の国民の賛成意見を集めるべきではないでしょうか。

 憲法に書かれていない、法律の規定がない、しかしそれ以前の問題で日本に国籍を有し日本において生活を営むものは、無条件で守らなければならない掟というか、ちょっと弱い言い方ですが、申し合わせがあると思っております。

 最近は科学の進歩と法治国家という言い分を前面にして、なにごとによらずに物事を理詰めに判断、行うことが当然視されすぎてはいないでしょうか。昔の親の意見は理由なく守らなければならないことでした。これに類することは世の中には多いことではないでしょうか。
 別に、私は国粋主義者でも特定宗教の狂信者でもありません。しかし人間としての誇りは失いたくないと、日夜心がけております。
 人間として守らなければならないことは、大小数多くあるように思います。

 余録ですが、渡辺京二先生の著作「逝きし世の面影」に書かれている幕末前後の日本人は、時の権力に去勢されていたかどうかは別として、素晴らしい日本人たちだったのではないかと思えてなりません。

 

 

この記事を書いたユーザー

仙暁 このユーザーの他の記事を見る

八十路を迎えた萩焼陶工です。ちょっと野次馬ですが、どうぞおつきあいください。写真は苦手で文章ばかりですが、これもまた一興とよろしくお願いいたします。

得意ジャンル
  • 社会問題
  • スポーツ
  • カルチャー
  • 感動
  • コラム

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス