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新聞や本を読んでいる時やパソコン作業をしていると、目がかすむ、という方は多いのではないでしょうか。そんな時の対策法として王道なのが目薬ではないでしょうか。果たして、本当にその効果はあるのでしょうか。今回は、そんな目のかすみと目薬の気になるカンケイについて、医師に伺いました。

目のかすみ、その出現ポイント

目のかすみは、小さい文字を読み続けた後やパソコン仕事の際、あるいは睡眠不足、疲労困憊しているときなどに現れやすいのが特徴です。症状としては、ものがぼやけて見える、見えにくい、などといったことが多いようです。

目がかすんだとき、目には何が起きている?

目のかすみは、いわゆる目の調節障害といえるでしょう。目は、近くを見る時と遠くを見る時で、目の中のレンズの厚さを調整しています。近視、遠視、老眼によって、この調節がうまくいかないこともありますが、一時的にこの厚さの調整機能が落ちることがここでいうところの調節障害です。その原因としては、長時間に渡って同じものを見ていることがもっとも大きいといえます。

目薬が有効なワケとは

この目のかすみに対して、いろいろな目薬が発売されています。機能としては様々ですが、重要な成分は水なのです。 どうしても長時間細かいものを見ていたり、集中したりしていると瞬きが少なくなり、目の表面が乾燥する、いわゆるドライアイの状態になります。このドライアイはもっとも目の調節機能に悪く、これを改善させるだけでも、ずいぶんと回復します。つまり、目薬に含まれている水分によって調節障害が改善するのです。

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効果的な目薬の活用法

具体的には、見えにくいと思ったとき、あるいは、そう思わなくても集中して仕事をしている時に、時間を決めて(およそ1〜2時間に1回程度)目薬をさすと、症状を和らげることができるでしょう。
また目薬にはメントールなどの成分が入っていることがあります。これによって、目の筋肉のこりが若干改善しますので、これも調節障害の改善に重要と思われます。

医師からのアドバイス

ただし目薬には、有効成分の他、防腐剤なども含まれていますので使いすぎには要注意。場合によっては、かえって目の表面にダメージを与え、調節障害を悪化させることもありますので、使用の際は用量・用法には十分、注意を払うようにしましょう。


(監修:Doctors Me 医師)

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