一匹の犬と、オポッサムの赤ちゃんたちの姿に思わず感動してしまう人が続出しました。日常生活を送る上では、決して出会うことのない2種類の動物です。彼らに起こった心温まるエピソードを是非ご紹介させてください。

ある日突然、母親を失ったオポッサムの赤ちゃん

ブラジルに住む男性の飼い犬がオポッサムの母親を殺してしまったそうです。一緒にいた赤ちゃんたちは奇跡的に無傷でしたが、母親を失った孤児となってしまったのです。

犬の飼い主の親戚であるマクドナルドさんは、赤ちゃんをすぐに保護し「何とかして欲しい」と野生動物保護団体へ連れて行きました。しかし、受け入れるスペースがないと断られてしまったのだそうです。

赤ちゃんの母親を殺してしまったことに責任を感じたマクドナルドさんは、子供たちが自分の力で生きていけるようになるまでオポッサムを育てていくことを決心します。

「オポッサム」とはどんな生き物?

Licensed by gettyimages ®

日本ではその名をあまり聞いたことがありませんが、どういう動物なのでしょうか?

オポッサムは、外見は少しネズミに似ているが、カンガルーやコアラなどと同様に腹に育児嚢(いくじのう)という袋をもつ有袋類であり、ネズミに似た外見をしていることから、フクロネズミとも呼ばれる。

出典 https://ja.wikipedia.org

子供の頃は、カンガルーの赤ちゃんのように母親の袋の中で育つ動物のようです。成長するまでは母親は必要不可欠な存在なのです。

慣れない子育てに困惑するマクドナルドさん

出典 https://www.facebook.com

育てていくことを決意したマクドナルドさんですが、彼女もオポッサムの赤ちゃんなど育てたことはありませんでした。連れてこられた時のオポッサムの赤ちゃんはまだ目も開いていない状態だったそうです。彼女はつきっきりで様子を見て、2時間おきにミルクを与えました。

そんな中、強力な助っ人が現れました。そしてオポッサムの赤ちゃんたちの母親役をかってでたのです。

「犬」が「オポッサム」の母親に

なんと、マクドナルドさんの飼い犬がオポッサムの母親になったのです。お腹に赤ちゃんを抱き、本当の親子のようです。そんなぬくもりに安心したのか、赤ちゃんたちもスヤスヤと眠っています。

体を舐めてあげたり、懐に入れて眠らせるなどして毎日献身的に育ててあげた犬のお母さん。その表情は、どこか母親じみた優しい顔つきになっていますよね。赤ちゃんたちも自分たちよりはるかに大きな犬に対して一切怖がることなく、なつくどころか安心しきっている様子です。

親子揃って散歩に行くまでに成長しました

初めは目も開いていなかったオポッサムの赤ちゃんたちですが、母親の愛情を受けながらすくすくと成長し、今では親子揃って散歩に行くのが日課なんだそうです。お母さん犬は毛が短いので、必死に背中に捕まっているのがなんとも微笑ましい光景ですね。

オポッサム親子とそっくり

出典 http://livedoor.4.blogimg.jp

もともとオポッサムの子供は、母親の背中に乗って移動する習性があるそうです。この姿にそっくりですよね!

血が繋がっていなくても、種が違っても、親子は親子。

一般的な親子とはわけが違うけれど、愛情を持つ母親と、そんな母親に信頼を寄せて甘える子供。この関係が成り立った時点で、誰しもが「親子」という関係になれるのではないでしょうか。もちろん、オポッサムの母親が亡くなってしまったのは悲しいことです。しかし、子供たちは犬の母親とこうして出会う運命だったのかもしれません。

私たち人間は、見た目や性格など、自分たちとは違う何かを持っている対象に対して、あまり良い対応をとらない傾向があるように思います。しかし、この犬の母親のようにたとえ違う種の動物であっても疑うことなく深い愛情で接してあげる姿は、私たちも学ばなくてはならないことがあるように思えてなりません。

また、オポッサムの子供たちは自力で餌を取れるようになったら、野生に帰す予定でいるそうです。その日までは、母親の愛情をしっかり受けて、元気に育ってもらいたいですね。

この記事を書いたユーザー

ジンジャー このユーザーの他の記事を見る

思わず誰かに話したくなるネタを中心に発信していきます!

得意ジャンル
  • 育児
  • 暮らし
  • 恋愛
  • 美容、健康

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス