人口の少ない孤立した村では、十分な施設や環境が整っていないために日常生活にかなりの不便さを強いられています。世界にはそんな「小さくて不便な村」が存在しますが、今回、スーパーでも郵便局でもコンビニでもなく「美容師さん」をデスパレートに募集しているカナダ北西部の小さな村をご紹介しましょう。

ノーマン・ウェルズは人口800人の小さな町

出典 http://ca.epodunk.com

カナダ北西部に位置するマッケンジー地区の村、ノーマン・ウェルズは人口たった800人ほどの小さな村です。ここは冬の平均気温が-25℃という寒さがとっても厳しい場所。そんな村で、今デスパレートに募集しているのがなんと「美容師さん」。

4年ほど前に、一人の女性美容師がいたそうですが彼女は元々地元民ではなかったために数年この村で働き、国に帰ってしまったそう。それ以来誰も村人の髪を切ってくれる人がいないということで、村人たちは仕方なくDIYをしているのですが、仕上がりがなんとも不格好になっちゃうんですって…!

う~ん、これはちょっと悲しいよね

出典 http://www.cbc.ca

元々少ない人口で周りと協力し合って生活して来たノーマン・ウェルズの人々。それでもさすがにヘアカットだけはいい加減DIYにうんざりしているそう。センスのない者同士がお互いに切り合うと、とんでもなく悲しい結果になってしまうのです。

村を出る機会がある時に真っ先に村人が考えるのが「ヘアカット」だとか。自分で切ったり知人と切り合ったりして、ヘアスタイルがめちゃくちゃかつみんな似たようなヘアスタイルという状況からなんとか抜け出したい!と思いつつも、もう何年もこんな感じだそう。なんだかお気の毒。

切らないとどんどんワイルドになっていく…!

出典 http://www.odditycentral.com

カナダ北西部の雪降る村で、こんな風にヘアカットしない人が増えるとくまと見間違う可能性もあるかも⁉誰だってたまにはすっきり&さっぱりしたいですよね。特に女性はヘアカットだけでなく染髪もしたいということで、どうしてもプロの手が欲しいということです。

一人の女性は言います。「私は自分の髪を自分で切ることに抵抗はないけど、いつも上司の髪も切ってるの。でも私はプロじゃないから本当はあまりしたくないのよね。」上司に「髪、切って」と頼まれたら断れないというのもなんだか辛いですね。

「お願い!どうか村に来て!」

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ノーマン・ウェルズの村人たちは「あと何年こんな調子で過ごさなきゃいけないんだろう」という不安もある中、デスパレートに美容師さんを急募しているとか。「道具も場所もあります。家賃を払わないといけないけどどうかプロの美容師さん、来て!」とメディアでも呼びかけております。

ここだったら、美容師の卵でも重宝してくれそうですよね。住民によると「今年の冬はいつもより暖かい」んだとか。-16℃ぐらいなんだそうです。冬の平均気温-25℃、下手すりゃ-40℃なんて当たり前という極寒の村、ノーマン・ウェルズ。

それでも美容師さんは、村人たちにこれ以上ないほどの歓迎を受けるはず。寒い土地に暮らす温かい人と一緒に暮らしてみたい、貴重な体験をしてみたいという美容師さんはこの機会に出張してみるのもアリかも⁉

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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