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医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
花粉症といえば、目のかゆみや鼻水、鼻づまりの症状が目立ちますが、じつは肌にも影響を与えています。花粉の季節に、特に顔や眼の周りにかゆみを覚えるという方は、花粉症皮膚炎の可能性があります。花粉症が始まる2月は乾燥が強く、バリア機能が少し弱くなっている時期でもありますので、花粉に対するアレルギーがなくても、刺激性の皮膚炎を起こしてしまうこともあるのです。

■ 花粉症皮膚炎の症状

まぶた頬骨あごから首にかけてカサカサしてかゆみと赤みが見られます。ジクジクする、などのひどい症状はあまりみられません。ただ、お化粧や化粧水がしみることもあります。

■ もし、花粉法皮膚炎になってしまったら……

1:帰宅後すぐに洗顔
花粉症があったり、アトピー性皮膚炎や乾燥肌で皮膚のバリア機能が低下している状態の場合は、帰宅したらすぐ洗顔をしたりシャワーを浴びたりして、皮膚についた花粉を落とすことが必要です。外出時には花粉が目に入らないように眼鏡をするのも対策になります。

2:保湿も有効
赤みのある部分は、ワセリンなど純度の高い油で重点的に保護してあげるとよいでしょう。肌に直接花粉が付かないようガードすることができます。

3:かいたり、こすったりはしない
花粉がついたかなと思っても手でこすらないでください。冷たい水に濡らしたタオルで拭き取ったり、洗顔で洗い流すようにしましょう。もし外出先で洗顔できない状態であれば、冷やしたタオルなどをあててください。あごや首にかゆみがある場合、洋服などでこすれないように注意することも大切です。

4:洗濯物を干すタイミングを考える
鼻炎などの花粉症と同じように、飛散量の多い時間帯は外に洗濯物を干さないようにしましょう。また、掃除機や雑巾などで部屋を掃除するなども効果的です。

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■ 医師からのアドバイス

症状改善のためには、まずは皮膚科を受診しましょう。 花粉症皮膚炎の治療は、いわゆる湿疹に対する治療になります。そのため全体を保湿することがベースになり、これだけでも目の周りが改善されたという方もいます。

しかし、それでもかゆかったり湿疹がある場合は、保湿した上からさらに、弱めのステロイドを塗って炎症を抑えます。さらに、花粉症に対して抗アレルギー薬を内服することにより、そのほかの症状とともに改善します。

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