大学を卒業するのには、22歳まで学校に縛られるが…

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今回の投稿では、筆者が短期大学を卒業した経験があることなどから、4年制大学全盛の今ですが、短期大学の再評価をして頂きたいという気持ちもあり、その良さについて執筆していきます。

やや希少な学校となった短期大学について、読者の皆様に知って頂きたい、色々な利点などを書きますので、是非最後まで宜しくどうぞお付き合い下さい。

では、本題に入ります。短期大学(以下短大)は、4年制大学(以下4大)と違い、2年で修了します。従って最低でも卒業時に22歳になってしまう4大と違い、早く社会人になることが出来ます。

成人して直ぐに社会で活躍出来る2年制!

Coming of Age Day
by Dick Thomas Johnson

看護などの学科によっては3年制の短大もありますが、殆どの短大は2年制で、高卒ですぐに入学した場合、成人式の後に卒業式というカタチになります。

4大の半分の期間とは言え、多くの大学では2年には卒論を視野にしたゼミがあり、1年生の終わりになると就職活動も気になります。期間が短い分、内容は濃く、日々の課題や提出物等もあり学校にいる時間も長く、よく4大の人が言う「3年から殆ど学校に行ってないよ~」みたいなことを言える状況にはなりません。また、一般教養と専門科目を入学時から同時進行で履修しますので、4大などで聞かれる「2年までは一般教養」のように、「国語・算数・理科・社会」のようなものに時間は使えません。入学時から専攻の専門的知識を勉強します。

単位は4大の半分で、卒業要件を満たします。筆者は大学への編入も意識したため、選択科目を沢山取り、要件を大幅に超える単位を取得しました。出席やテストで落ちる科目もありますが、短大で大学3年分くらいの内容は出来てしまいます。

そして、19歳で卒論書いたり就職活動をして、20歳で入社です。キャンパス・ライフを楽しむ間もなく、社会人としてスタートします。4大の人が遊んでいる間に、こちらは会社でのキャリアを積めるわけです。

22歳になり、同じ年の新卒者を後輩として迎えますが、当面は先輩として4大卒の彼らに仕事を教える立場になります。そういったことも若いうちに経験できるため、将来管理職に就いた時の為にも良い経験になります。

卒業すると短期大学士なので、大学の3年に編入出来る!

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勿論「短期大学士」(以前は「準学士」扱いでした)の学位が得られますので、国際的にもそれで通用する立派な学歴ですが、「学士」を取得したいと考えていた筆者は、通信制の大学へ3年次編入をします。

これは短大卒の中でも、4大側の既得単位の認定の仕組みによって違ってきますが、筆者は短大で多く単位を取っていたことなどもあり、3年次編入が可能となりました。当然ですが内容により2年次編入になる場合もあります。いずれにせよ短大の単位は4大で通用します。

仕事との両立は確かに大変ですが、20歳で入社してキャリアを積みながら、4大卒にもなれるわけで、短大は非常に画期的な大学であると筆者は考えています。

大卒よりも、若くからキャリアを積めて生涯長く働ける!

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その人の出世の具合などによっても変わりますが、生涯賃金は2年早い入社の短大卒の方が上回る場合もあります。

そして、若くからキャリアも積めますし、学費負担も2年で済みます。親が学費を払っている場合、4大に比べ親孝行でもあります。そして社会人に早くなれることによって、早く自立でき、場合によっては早く親を助ける側に入れます。

しかも、4大の単位を持っているわけですから、必要に応じて編入することも可能です。

社会人生活が60歳定年だとしても40年あるわけです。高学歴なほど稼働期間が短くなってしまう傾向がありますので、世の役に立つという部分で、短大は優れています。

大卒よりも、生活リズムが乱れていないことも多い

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これは筆者の実感ですので、感じ方は皆さまそれぞれで結構なのですが、同じ会社に入社した高校・専門・短大・大学と同期がいて、朝に強く規則正しい生活に一番即順応するのは高校卒の方という印象です。やはり高校は毎日同じ時間に行くからでしょうか?

その次に短大卒だと思います。短大は朝一番の授業がない日もありますが、週の半分しか学校に行かないようなことはありませんし、高校までの規則正しい生活が比較的維持されます。

申し訳ないのですが、4大卒の方が朝が弱く、規則正しい生活に慣れるまで時間がかかっていたように見えました。あくまで筆者の印象です…。

だらしない生活をする間も無く卒業になってしまう短大には、そういったメリットもあります。

いかがでしたか?

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筆者、上記したように「短大推し」ですが、他にも最短20歳で卒業できる高専や専門学校の存在も忘れてはいけません。それぞれ「準学士」と「専門士」ということになりますが、大学の単位になるものも獲得できる場合があります。

4大主流になり、生産年齢人口が減る中で新入社員の年齢が高齢化しています。学士がどうしても必要な仕事は、そんなに沢山ないと思います。是非短大を見直して頂きたいという思いもあります。

読者の皆さん、2年間バッチリ学んだ即戦力!短期大学卒業者を宜しくどうぞお願い致します!

最後までお読み頂き有り難う御座います。

この記事を書いたユーザー

奥村裕二 このユーザーの他の記事を見る

東京都大田区大森生まれ。立正大学附属立正高等学校、尚美学園短期大学音楽ビジネス学科、放送大学教養学部生活福祉専攻卒業。STAY UP LATEオーナー。 ライター業と、セミナー講師、司会業も実質少々。江戸川区在住、一児の父。愛猫家。

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