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医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
赤ちゃんを出産するのは大仕事です。分娩には、陣痛による子宮収縮と腹圧が大切な要素ですが、陣痛が起こる過程で陣痛が強くなり過ぎたり弱くなり過ぎたりして問題が起こることがあります。

陣痛が強くなり過ぎるのを過強陣痛(かきょうじんつう)といいますが、過強陣痛とはどのようなものか、医師に解説していただきました。

過強陣痛とは?

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陣痛とは、分娩時の反復する子宮収縮をいいます。勘違いされやすいのですが、痛みがあることが陣痛の絶対的な条件というわけではありません。陣痛の性状は、発作(収縮期)、間欠(静止期)、周期(発作+間欠)、および収縮の強さなどで表現されます。これらの異常を陣痛の異常と判断し、微弱陣痛と過強陣痛にわけます。日本産科婦人科学会の定義では、収縮の強さを子宮内圧を測定することによって評価します。

しかし一般的には子宮内圧ではなく、外測法によって陣痛発作持続時間や陣痛の周期をみて判断されることも多いです。

過強陣痛とは、子宮収縮が通常と比べて異常に強く、その持続時間が異常に長いものをいいます。痛みが強すぎるもの、ということで定義されるものではありません。

過強陣痛の原因はひとつではない!

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様々な原因で過強陣痛が起こることがあります。

・精神的な興奮
・自律神経の不安定さ
・精神的原因

などで起こることがあります。また、赤ちゃんの通り道である産道に問題があることでも起こります。

・骨盤が狭い
・軟産道や胎位胎勢の異常
・巨大児

などの場合です。その他にも、

・子宮収縮剤の乱用
・薬剤感受性が上がってしまうこと
・内診や回転術などによる子宮への過度な刺激

などで起こることもあります。

過強陣痛時の治療法はある?

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過強陣痛と判断されると、原因を速やかに調べながら、胎児心拍をとったり、慎重に経過を観察しながら経膣分娩を行なっていくことになります。また、子宮収縮剤が使用されていれば、中止もしくは減量が行われます。

軟産道強靭(なんさんどうきょうじん)の場合などは、母体の鎮痛・鎮静をおこなうと、産道の緊張がとれることがあるので、必要に応じて鎮静薬などが使われます。場合によって、子宮収縮抑制薬も投与されます。陣痛の抑制が困難であったり、胎児が危険な状態であったりすると、帝王切開となることもあります。

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【医師からのアドバイス】

過強陣痛の予防のため、骨盤が狭かったり赤ちゃんの頭が大きいなど、過強陣痛を引き起こしやすい要因について事前に把握しておくことも重要なので、しっかりと妊婦健診へ通うことも大切になります。精神的な緊張が原因となることもあるので、分娩前はなるべくリラックスして、安心して出産にいどめる環境を整えることも大切ですね。

(監修:Doctors Me 医師)

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