政令指定都市でもっとも核家族が多いと言われるさいたま市から「さいたま市祖父母手帳」が平成28年1月4日から配布が開始されました。主な内容は下記の通り。
・子育ての新常識
・親世代、祖父母世代の付き合い方のヒント
・地域で求められる祖父母世代の力
 この手帳は子供たちに祖父母や親たちの様々な愛情に包まれて健やかに成長して欲しいという願いから作成されました。

変化した昔と今の子育ての常識

 おじいちゃんおばあちゃん世代の昔からの知恵には本当に感心させられたりすることも多くあります。しかし現在のように便利な子育てグッズや、育児に関する情報をインターネットですぐ得られるような状況になかった昔は医学的な常識にずれがあるのは否めないと思います。
 例を挙げると、離乳食ですね。昔は大人が噛み砕いたものを与えたり、お箸やスプーンも一緒に使うのが普通でした。しかし現在では虫歯は大人の口を介してうつると言う考えが浸透してきて、お箸などの共有は避けるべきとされています。
 でも自分の親だったら気にせず「同じお箸は使わないで!」と言えますが、義両親にはなかなか言いづらかったりしますよね。「祖父母手帳」にはそうした昨今の子育ての常識の違いが書いてあるので、そういった気まずさを解消できる便利さがあります。市が発行している冊子なので祖父母世代も受け入れやすいのではないでしょうか。

増え続ける核家族…身近に頼れる人がいない悩み

 前述したように、さいたま市は政令都市のなかで核家族の割合が高く、全体の約35%を占めています。同市で問題となっているのが「家事・育児の協力者、相談者がいない」と言う多くの声。人生経験、育児経験の豊富なシニア世代に「地域の祖父母」として活躍してもらうべく祖父母手帳はその一端を担っているのです。さいたま市内の子育て支援センターではこの祖父母手帳を活用して「孫育て講座」も開催され、これから孫が生まれる人、すでに生まれた人に加え、地域の子育てに参加したいと言うシニア世代の参加も可能とのことです。
 地域に貢献することでシニア世代の生活の充実を図る目的もあるんですね。

 「祖父母手帳」はさいたま市内の各区役所、市民窓口、公民館や図書館などで配布されています。またインターネット上でPDFファイルのダウンロードも可能です。興味をもたれた方は入手されて自分や配偶者の両親と一緒に読まれてはいかがでしょうか?お互いに子育てについて話合ういい機会になるかもしれませんね。

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