先だっての実家の断捨離で、ブックオフで引取拒否された百科事典。
冊数が多いから二回に分けて燃える日に出すことにした。
ブックオフの査定に出すことは母も了承したのでその時点で所有権は
放棄したことになる。
しかし、ブックオフの引取拒否で基本的にモノが捨てられない母は
命拾いしたと思ったようだ。こちらは、どういう風に捨てるか考える
だけだったのに。
いったん、車庫に移動して一回目の燃える日に半分以上捨てた。
見られると母の「勿体ない」が始まると考え、夜中にゴミ集積所に
持っていった。
今日は残りの分の処理日だ。
実は、母は残りの分の中からこちらの知らぬ間に1冊、居間に持ち込
んでいた。
数日前「知人の佐藤さん(仮称)は子供たちを集め、本を読んで聞かせ
ているようだから、電話して要らないか聞いてみる」と佐藤さんの連絡
先をメモした紙を探していたが結局見付からず、他の事を始めた。
今日、捨てる日なので百科事典の残りと居間にある1冊を持って来て
専用袋に入れて集積所に出してきた。
すると母が「居間の百科事典はどうした?」というので捨ててきたという
とえらい剣幕で怒りだし、「取ってこい」、「あんたが取ってこい」と
口論になったが結局1冊取って帰った。
「これ見て御覧なさい。核融合とか大切なことが書いてあるじゃないか」。
よりによって母親の一番好きそうなページが偶然来るか・・・。
「いいか、お袋、去年1年、或いは過去5年間一度でも開いたことが
あるか?」「ない」「そういうものは捨てるんだよ」「孫たちが見るかも
しれないじゃないか」「いいかいこのスマホやパソコンを見れば
百科事典の内容が分かるんだよ」「じゃあそれで未来100年のことが
分かるのか!(怒)」「百科事典に未来100年が書いてあるか?
屁理屈言うな!ああ言えばこう言う、こう言えばああ言う。いい加減
にしろ。だいたいお袋が芸術年鑑とかいろいろ文芸作品を大量に買うから
置くとこなくて他を捨てることになるんだよ」。
「しかし勿体ないことをしたねえ。(ため息)こんなことでやってけるん
だろうか?」
ブックオフの査定に出した段階で済んでる話なんですけどね・・・。

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