生物にあるべき器官が無い謎すぎる生物

この珍妙な生き物は北ヨーロッパ海底に生息する動物で、頭も手足も、眼や触角といった感覚器官もありません脳や中枢神経も生殖器もないです。それどころか、口はついてるくせに肛門がついていません

出典 http://www.gizmodo.jp

最初に発見されたのは1878年で、スウェーデンの海底の泥で見つけられたのですが、分類上は不明で1949年に詳しく報告された。

出典 http://www.obio.jp

ヨーロッパの海底に生息しているという。

この生物の正体は「珍渦虫(ちんうずむし)」

出典 http://www.bbc.com

珍渦虫(ちんうずむし)は、左右相称動物の一種。1属2種のみが知られていたが、2016年までに新たな4種が報告された。

出典 http://www.sbs.com.au

学者からは「紫の靴下」「チュロス」なんて呼ばれ方もしているそう。

珍渦虫(ちんうずむし)」と呼ばれるこの生物は、脳も目も生殖器もなく、1つだけある開口部から餌を取り込んで排泄物を出します。

出典 http://commonpost.info

名前のインパクトも大きい...。

珍渦虫の成体は体長1~3センチメートルで、腹側に口があるものの脳や生殖器官、肛門などの多くの動物にある器官がない「のっぺらぼう」のような生物。

出典 http://karapaia.livedoor.biz

すごいのが生殖器がないのに繁殖して卵を産むという謎すぎる生体。

出典 http://news.nicovideo.jp

研究によると成体は精巣や卵巣のような生殖器官はなく、精子や卵が体中に散らばっていたという。

生物が「退化」したものではないらしい

1949年に初めて報告されたが、正体については様々な説があった。CNNによると、当初は軟体動物と誤解され、複雑な生物が退化して単純な生物になったという説が有力視されていた

出典 http://www.huffingtonpost.jp

確かにこれだけ器官が無いと、何らかの生物が退化したように思える。しかし...。

遺伝子などを詳しく調べた結果、複雑な生物が退化したのではなく、最初から単純な生物だったとの結論に至ったとしています。

出典 http://commonpost.info

進化の枝分かれの初期に位置する単純な生物だった。もしかしたらこの超単純生物から進化した生物もいるかもしれないのだ。

依然、謎が多すぎる珍渦虫

珍渦虫の幼生は体を覆う繊毛を動かして活発に泳ぎ回り,5日ほど経つと成体と同じように水底を這い回るようになります。幼生は観察できましたが,卵から幼生になる過程,雄雌の区別,採食の仕方など,まだまだわかっていないことがたくさんあります。

出典 http://www.tsukuba.ac.jp

勿論、生殖方法などもわかっていない。

珍渦虫が生物の進化過程の謎を解く鍵になるかもしれない

出典 YouTube

こんな単純な生物に進化生物学者が興味を持つのは、珍渦虫の研究が動物全体の共通祖先の解明につながる可能性があるからです

出典 http://www.obio.jp

超単純構造の珍渦虫。単純すぎて逆に謎が多くなるという、なんとも不思議な生物です。

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