私は”日本で唯一の難病”を患い、未だ「病気」と闘っています。

闘病中は、何もせずに日々を過ごし”自身の人生”を諦めていました。時間の経過とともに衰弱していき、手術や治療で”死”を覚悟したときに・・

母が私に掛けてくれた言葉があります。「病気を患っても病人になってはいけない。」と。蜘蛛の糸ではないですが、救いの言葉として私の胸に突き刺さり”生気”が再び湧き上がってきたのを昨日のように覚えています。

音楽の素晴らしさに触れる

院内ではあるが、健康なときと同様に通常の生活を心掛けるようにとの配慮、大好きであった音楽を聴きなさいというメッセージだったのか?

入院部屋にCDプレイヤーを持参してきた母・・

自暴自棄になっての考えではないですが、”最後にもう一度だけ”聴いておこうと思った曲が数曲思い浮かんだのです。その際に”もう一度だけ”と思った曲を皆さんにご紹介させていただきます。

DJ SHADOW - Organ Donor

私が最も敬愛するアーティストの内のひとりで、本名 Josh Davis、アメリカ人です。
音楽プロデューサー、DJ、ターンテブリストであり、ターンテーブルとサンプラーを楽器として扱い、アブストラクト・ヒップホップと呼ばれる”新しいジャンル”を作り上げた革命家です。

ファーストアルバム「Endtroducing」発表時には、”ギターをサンプラーに持ち替えたジミ・ヘンドリックス”、サンプラー界のジミヘンと呼ばれたほどです。生きるための活力を与えてくれた1曲です。DJ SHADOWの楽曲の中でも特筆すべき曲であるとおもいますので是非、お聞きください。

Beatles - Golden Slumbers

Beatles12作目のアルバム「Abbey Road」収録曲です。ビートルズの全楽曲の中でも
”陽の目をみない”曲と言えるかもしれません。聴いたことのない方は、是非聴いて下さい。流麗なメロディーに生きる活力をもらいました。

一服の清涼剤ではないですが・・
疲れを取りたい、眠れないという方にもお勧めの曲です。

坂本龍一 - Rain

アルバム「1996」収録曲です。当然「Merry Cristmas.Mr.lawrence」も自分にとって大事な1曲ですが、「Rain」が”闘病生活”の支えになったのは間違いありません。

曲の頭からやられます!

初めて耳にしたときには、”体中の感覚”を鈍器で殴られたかのような感じたことのない”鳥肌”に全身が襲われたのを、今でも忘れられない・・・

PORTISHEAD - Glory Box

イギリス出身の3人組です。「トリップホップ」なるジャンルを世に広めた第一人者であると言えます。ジェフ・バーロウの暗く重いサウンドにVo.ベス・ギボンズの震え、流麗な声が相まって”唯一無二の曲”が作りだされる。

この曲に関しては理解されないかもしれませんが、毎日、欠かさず聴いていました。

ちなみにVo.のベスギボンズは元銀行員であったようです。ジェフに出会わなければどんな人生だったのだろうか。

Steivie Wonder - Pastime Paradaise

ご紹介する必要もないでしょうが一応ご紹介いたします。アメリカ出身のレジェンドです。歌手、作曲家、音楽プロデューサーであり、様々な楽器を演奏する”マルチインストゥルメンタリスト”で11歳のときにプロ契約をしているアーティストです。天才といえるでしょう。

この曲を放射線治療中に部屋で掛けてもらい毎日聴いていました。

Art Blakey - Night in Tunisia

1919年生まれのアメリカ出身のジャズドラマーです(満71歳没)。アートがバンマスを務めたメッセンジャーの作品ですが、敢えて私の敬愛するアートの曲(実際の制作者、オリジナルはディジーガレスピーである。)としての取り扱いで紹介させて下さい。

この曲中の演奏は”驚愕の一言”です。

実話とは思えないのですが、当初はピアニストとしてキャリアをスタートさせた。が、クラブのボス(マフィア)が別のピアニストを連れてきて、弾かせたところアートよりもテクニックを待った人物であったため、アートはドラムに転向し、結果、輝かしいキャリアを残したようです・・

実話なのか?

1920年代の話しなので”真実は闇の中”です。朝方に聴いていた1曲です。JAZZの醍醐味が詰まった曲であること間違いなし!!

Pharoah Sanders - You've Got to Have Freedom

アメリカ出身のテナーサックス、フルート奏者です。オーネットコールマンは、世界最高峰のサックス奏者と評し、ジョンコルトレーンの後継者と言われたジャズマンです。この曲はスピリチュアル且つ、”ファラオの魂”が怒涛の如く、聴く者を覆いかぶさんばかりの曲と言えますので心して聴いていただきたい曲です。

脳髄から興奮伝達物質が迸る、弱った身体には最適の曲です。上記の「Night in tunisia」に続けて聴いていました。抗がん剤やステロイド、放射線よりも「JAZZ」が効いていたのでは・・・

Bjork - Hyperballad

アイスランド出身のシンガーです。93年デビューでソロ活動を開始。高いファッションセンスと強烈な個性を持ち、小さな身体からは想像できない、爆発的なエネルギーが迸る変幻自在の歌声とジャンルの垣根を超えるサウンドは必聴です。

この曲は、次の日の治療に備えるために、夜によく聴いていました。皆さんも是非お聞きください。

おわりに

治療、薬剤代わりではないですが・・

もう一度、再起、病気と闘おうと立ち上がるきっかけを作ってくれたのは
母の「病気を患っても病人にはなってはいけない」との言葉と西洋治療の効果もありますが音楽による内面治療、精神安定の効果が確実にあったと思っております。

音楽を聴くきっかけを作ってくれた母と上記のアーティスト達に感謝しております。これらの曲を聴き、皆さんが幸福になれるよう心より祈っております。

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色々と情報を発信していきますので 気にかけていただければ幸いです。 読書、音楽(雑食系)、サッカー、野球、格闘技好きです。

病気(手術、治療の繰り返しにも拘らず病名が付かないため難病指定にならず・・)を患い闘病中、今年で21年目です!

難病で苦しむ方々を応援します。 宜しくお願い致します。

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