去年の9月、トルコの海岸に幼い子供が打ち上げられた光景は全世界中の人々の心を動かしました。以降、シリアを始め各地から難民を受け入れようとする立ち上がりを見せる国がある一方で未だ終わりのないシリアの内戦は続き、各国へ流れた難民の犯罪化が多発しています。

そして最も忘れてはならないのが、トルコの海岸で見たあの少年の亡骸は決して最後ではないということ。5ヶ月経った今でも、船の転覆により大人と共に難民の子供が命を落としているのです。

でも、子供たちの笑顔は輝いている

出典 http://www.huffingtonpost.com

大人が辛いなら子供ももっと辛い思いをしているはず。母国を失い、家を壊され、家族とも引き離されてしまった子供達も多く存在します。でも子供たちは、どこにいても笑顔で遊ぶのが自然な日常の姿なのです。そしてそのあるべき姿を私たち大人は守らなければいけません。

難民の子供達にだって夢がある

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自身をも命の危険に晒されるという生活を送りながらも、それでも子供たちは夢を持つことを諦めません。今中東のヨルダンには最も多くの難民が避難していると言われています。今回、そのヨルダンで生活している難民の子供達が将来の夢を語りました。

「女だけどパイロットになりたいの」

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ある男子は「宇宙飛行士になりたい」と語り、ある女子は「昔、兄は女性はパイロットになれないって言ってたけど、空の上の仕事なんてワクワクするわ。だからパイロットになりたいの。」彼女がその夢を叶えられる時、きっと今よりももっと男女偏見のない社会になっているかも知れません。

「子供たちに読み書きを教えたい」

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先進国で育っている子供達には恐らく想像もつかないことでしょう。学校に行きたくても行けない多くの子供達が存在していること。ある少女は言います。「先生になって小さい子たちにアラビア語を教えるの。」読み書きが全くできない子供達も難民の中にはいます。

「今、自分が誰かにこうして救われたからこそ今度は誰かの役に立ちたい」そういう気持ちで夢を叶えたいと考えている子供達。どんな状況下でも決して希望を諦めないでほしいですね。

今苦境に生きているからこその夢がある

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ある少年は「僕は大きくなったら警察官になりたいんだ。みんなの安全を守りたいし、多くの人を助けたい。そして女性がもっと教育を受けられるように励ます仕事をしたいんだ。」と語りました。

この少年は学校に行っていませんでした。でもある日、警察官の仕事を見て「自分もそうなりたい」と思いまた勉強する決心をしたと言います。

戦場を駆け回るカメラマンの姿を見て、いつの頃からか自分もカメラを手に仕事をしたいと思った少女もいました。無情にも起こる戦争という状況で懸命に仕事をする大人たちの姿を見て心を動かされる子供達も少なくないようです。

夢を語るその表情はキラキラしていて美しい

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1400万人といわれるシリア難民の子供達の70万人以上が、今シリアの隣国に避難し生活しています。でも教育を受けられない子供たちが多く将来への不安も募ることでしょう。それでも、希望を捨てずに夢を語る子供たちの表情は生き生きとしています。

この美しい笑顔を非日常化してはいけない

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カメラマンに向かって笑顔を向ける子供達。「Sawarini(写真を撮って)」と繰り返し言う子供たちの笑顔は、苦境の中でも決して揺るぐことのないまさに希望の光なのです。この美しい子供たちの笑顔を決して非日常化させてはいけないのです。

戦争がいつ終わるのか彼らに平和が訪れるのか、今はまだ誰にもわかりません。それでも子供たちが夢を持つ限り大人も決して諦めてはいけないということ、それだけははっきりと答えが出ているのです。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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