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医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
最近誰かに褒められたことはありますか?いくつになっても褒められると嬉しくなるものです。さて、褒めるとのびるとはよく聞く言葉ですが、はたしてこれは本当なのでしょうか?

今回はこの、褒めることによる影響について医師に聞いてみました!

褒めることは運動 & 勉強に効果的!

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まず、人は褒められることで「ドーパミン」といわれる脳内物質が分泌されるといわれています。この物質は精神を安定させ、心地よい気分にさせてくれる効能があるのです。ですから、人から褒められることを快感と感じるということになります。心地よい、嬉しい、と感じることで、さらに褒められよう、というやる気になり、さらに力を出せるという事例もあります。

ある実験で、人間が何かを学ぶときに、褒められた方がより記憶に定着しやすく、効果的に学習できるということが示されました。同様に、運動トレーニングをした際に他人から褒められると、上手に運動技能を取得できること、褒められることによって運動や記憶の定着などにより大きな成果があったという実験もあります。褒められることによって、学習や運動の力を伸ばすことができるのです。

さらに、褒められることが多いと、褒められたことのない子供よりも自己肯定感や自信を持ちやすいという報告もあります。

こんな褒め方はNG!子どもを伸ばす褒め方とは?

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このように、褒めることには多くの好影響があるので、ぜひともお子さんを褒めてあげたいものです。では子供の上手な誉め方とはどのようなものでしょう?

まず、「○○君や兄弟よりできたね」と褒めるのは厳禁です。このように“誰かと比較して褒める”ことによって、ただ個人を褒められるのとは違い、自分の方が相手よりも偉いというように相手をさげすんだ気持ちを育ててしまいます。そして、毎回比較して褒められていると、努力をする目的が"誰かよりも優位に立つこと"になり得るのです。褒める時はそのお子さんが行った成果や行動、過程そのものに対して褒めると自信につながります。

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【医師からのアドバイス】

何に対してもすべて褒める、などやりすぎはよくありませんが、悪いところを見るのでは無く、良いところに注目して、褒めていくというのはとても効果的なので、意識して「褒める」を実践してみてもいいですね。

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