廃病院

友達のお兄ちゃんから聞いた話。バンド仲間とか4、5人で廃墟になった病院でキモ試しをすることになったそうだ。みんな幽霊とか頭っから信じてなくて、お酒の勢いで話のネタにでもなるだろう程度だったみたいで、とりあえずコンビニでカメラ買って騒ぎながら行ったんだって。とりあえず記念写真。てことで、一人がカメラ持って何を思ったか病院に背を向けて残りの人たちを撮ろうとしたんだって。普通は病院をバックに撮るよね?酔っ払っててテンションも上がってて、カメラに向かってピースなんかしてたらしい。そしたら突然さっきまで騒ぎまくってピースしてた人たちが真っ青になってカメラ持ってる人置いて走って逃げ出したそうだ。「おいおいおい!ふざけてんなよ~」なんて笑いながらカメラ持った人がその人たちを追いかけて、ちらっと後ろを振り向いてみると・・・病院のすべての窓からたくさんの人がべったりとくっついてこっちを見てたんだって。この話聞いて鳥肌立ちました。

自殺団地

まあでも何か起こるわけでも無かったので周りも自分達も少しマンネリ気味だったそんな折にツレが(仮にYとする)嬉しそうな顔で俺の所に来て話はじめたこんな顔する時は決まって新しい心霊スポットの情報を仕入れて来たに決まってるY「おいwすげぇ情報仕入れたぞwww上物だ上物www」俺「んな事言ってまた噂話程度の場所じゃねぇのか?この間の…」そこでYが俺のはなしを遮って一言言ったY「N団地」俺は一瞬で顔が引きつったそこは数年前に主婦が飛び降り自殺をしたと噂されてた団地なんだが1年前に受験ノイローゼになって高校生が自殺して更に今年女子中学生が自殺した言うなれば正真正銘の曰く付きの団地だった58: 本当にあった怖い名無し:2012/04/11(水) 14:56:32.20 ID:q+YoQ/pcO今まで凸してきた場所はヤバいヤバい言われてても所詮噂レベルや有名なだけで実際行ってみるとただボロいだけ、暗いだけの印象しか無くだからこそ余裕で凸できたのだが3人、少なくとも2人は実際に死んでいる場所はやけに生々しく俺は尻込みをしていたY「ビビってんだろwww」俺を見透かした様にYはニヤニヤしながらこっちを見てたそこは本当に不気味だった俺は結局ヘタレ扱いされるのが悔しくてあの後Yに「ばーか余裕だわ」なんて言って凸が決行された今思うんだが雰囲気ってのは場所や建物のボロさじゃなく自分の感性が作るんだなとつくづく思うその団地は別にボロいわけでも真っ暗なわけでも無く普通の団地だっただけど俺はここで何十人も死んだと言われてもおかしくない位の不気味さを、雰囲気を感じていたYの横顔を見ると多分同じ事を考えてるんじゃないかな…そんな顔をしていたそんな俺の考えを察したんだろうY「なんだ思ったより普通じゃんかwちゃっちゃと済ましちまおうぜw」なんて言いながら団地に入って行く自殺の現場は多分屋上なんだろうが流石に屋上は入れなかった仕方なく団地をウロウロしているとY「お前好きな奴いるか?俺はこの前のコンパで1人喰ったぞw」なんて話をしていたYが心霊スポットに凸するのは周りのツレに自慢する事も勿論なんだが一番はコンパで女を話に食いつかせる為に凸している俺「どうせまた心霊スポットの話で釣ったんだろ不謹慎な奴だな…」Y「ばーかwそんなんヤレればい…」Yは話をいきなり中断して顔色をみるみるうちに変えていく俺もそれに反応してYが見ている方を恐る恐る見る

Y「嘘ぴーんガチャピンムック!」その日結局なにも起きる事はなかったYと「大したことねぇな」とか言いながら帰ったのを良く覚えてる…Yの生きている姿を見たのはこの時が最後だったYは次の日学校に来なかったまあスポット凸は夜中から明け方まで続くので凸の次の日休むのは良くある事だったYは次の日もその次の日も来なかった携帯に電話してもメールしても返信が無いおかしいなと思いつつも次の日が土曜日で休みだったので土曜日に会いに行こうその程度で考えていたふと気がつくと屋上に立っていた団地の屋上は遮る物が殆ど無く強い風邪が「…落ちろ…落ちろ」と誘っているようだった足は一歩、また一歩と柵へと向かう越えにくくもなんともない、申し訳程度の柵を越えて団地の屋上の縁に立つその風景は現実では無いような風景でいきなり見知らぬ外国かなんかにポイッと放り込まれた様だった足はそんな考えも無視して団地の縁から足をまた一歩前に踏み出すフワッと身体が浮いたかと思うと物凄い速さで地面が迫る何階以上から飛び降りれば意識を失うとか痛みが無いなんて話を聞いたがあれは多分嘘だ飛び降りた人はこうやって最期まで自分が落ちて行く所を恐怖と絶望を噛みしめながら死んでいくグチャッ俺はベッドから飛び起きた物凄い汗をかいていて喉もカラカラだった余りにリアルな夢に恐怖で身体が少し震えているまだ夜らしい少し落ち着きを取り戻しつつあったドチャッ自分の部屋の入り口の方から凄い音が聞こえたいつもなら何の音かわからずびっくりしていただろうが今は何となくわかる飛び降りた人の音だ見てはいけないと本能がいっているのになぜか自然に音のなった方をみてしまう不自然に…首が身体の下敷きになっていて腕が一本曲がってはいけない方に曲がっている「人間」みたいな物がそこにあったピク ピクと動きながら首は下敷きになってるのに少しずつ動きながらこっちに這いずってくる目をつぶって消えてくれ消えてくれと何度も願うペチャとかズルッとか湿った音をさせながら少しずつ少しずつ俺のいるベッドに近付いてくる俺は恐怖でピクリとも動けなかったベッドの段差の死角に入ってその「人間みたいな物」は見えなくなっただけどベッドの下で湿った音がしているのでまだそこにいる

バンッいきなりベッドの縁に手がつかみかかったもう俺は小便ちびりそうな位追い込まれてたと思うベッドを掴んだ手に力が入るのがわかるゆっくりゆっくり顔が視界にはいる丁度首を真横に傾げるような角度で顔が見える顔は半分血まみれだったけど半分はやたら綺麗だったその顔はYだったパニックで俺は意識を失った気がつくと朝だった夢だよなと何回も自分に言い聞かせたでもあまりにリアルな記憶が多分夢じゃないって事を俺に理解させていたそんな事考えていた時だった母ちゃんが血相かえて俺の部屋に飛び込んできたその時Yが自殺したのを俺は知らされた俺は見てないけど知ってるYは飛び降りたんだYは顔から落ちて顔半分つぶして腕も片方折れて苦しそうな顔しながら死んだ俺はお通夜の時も葬式の時も悲しくなかったただただ怖かった棺からYがまたペチャとかズルッとか音出しながら俺の方に這いずって来そうで気が狂いそうだったそんな俺を母ちゃんも友達もYの両親も俺がYが死んでショックを受けてると思ったんだろう凄く気にかけてくれたYの両親は最後に「Yと沢山遊んでくれてありがとう、Yの分までしっかり生きてくれ」と言ってくれたごめんなさい俺はもう怖くて怖くてYの両親の顔も見れなかった俺にはYの両親の顔が半分つぶれて不自然に曲がってる様にしか見えなかった絶対ふざけて行ってはいけない場所がある殆どの場所は何もおこらないし何も出ないだろうでも行ってはいけない場所に行った後では手遅れなんだ今日も俺はYの成仏を願う毎晩のように現れるYを見ながら

窓の外の足音

去年の秋ころの事なのだが。部屋で本を読んでいたら窓の外が僅かにカタン…カタン…と揺れる音がした。風かな?とあまりきにせずその日はそのまま寝た。それからも数日おきくらいになんか窓が揺れる音がしていて、このアパート建て付け悪いのかな?新築っぽいのになぁとか考えていた。ただ音が鳴り出して2週間目くらいに気が付いたのだが、音が鳴るのって厳密に時計見て特定したわけじゃ無いからあれなんだけど、どうも夜の12時半から1時半頃に多いような気はしていた。まあ今から思うとこの事を深く考えなかったのが結果的に良かったのだが。そういう事が1ヶ月くらい続いたある夜のこと。ちょっとシャンプーが切れていたので夜中にコンビニへ買出しに行って帰ってきたとき、たしか1時頃だったと思う、最近寒くなったなぁとか考えながらふと2階の角部屋の自分の部屋を見上げたら、なんか人?シルエットからしたら女っぽいのがさかさまに屋根からぶら下がって俺の部屋の窓枠を掴んでやがった。怖さよりもなんかひたすらびっくりした俺はそいつに向かって「なんだお前!」と結構大きな声をかけたら、そいつチラっとこっちを見てそのままヤモリが壁を這うみたいに、サササッと後退していった。俺は「なんぞ今の」と思ってすぐにアパートの反対側に回ったんだが、結構すぐ周ったのにそいつの姿は無かった。それで、その後はそいつに出会ってないし窓の音もしなくなったのだが、後からふと考えると、もし音が鳴った時点で不審に思ってカーテンを開けていたら、恐らく俺そいつとモロに対面していたわけだよな。今考えるとかなり怖い。一体あいつはなんだったのかと…

池へ伸びる紐

20年以上前、小学校低学年の頃の体験談。両親の田舎が瀬戸内海にある島なんだけど、毎年夏休みになると帰省してた。東京育ちの自分には、綺麗な海やら山やらで遊ぶのが物凄く楽しかった。一番楽しみだったのは、東京ではデパートくらいでしかお目にかかれないカブトムシやらクワガタやらを、近くの山でザクザク捕まえられる事。その山には結構大きめの池があって、子供だけで行く事を禁止されてたんだけど、貴重なお盆休みの、しかも早朝から虫取りなんかに付き合ってくれるような大人がいなかったんで、その日も朝4時前から、一つ年上の従兄弟と一緒に山に突撃。暫く二人で夢中になって虫取りしてたら、どこからかシュッシュッて感じの音が聞こえる。最初はなんか虫とか鳥の声だろと気にしてなかったけど、よく聞いてみると、どうも子供のすすり泣きっぽい。同じように虫取りにきた子供かな?まだ薄暗いから転んでケガでもしたのかな?と思って、従兄弟と一緒に泣き声のする方向に向かっていったら、池の淵で、3~4歳くらいの子供がシクシク泣いてる。周りには誰もいない。流石にこんな小さい子が一人でいるっておかしいだろ?と子供心に思ったんだけど、それより妙だったのが、その子の腰の辺りに括られた帯みたいなヒモが、池の中にまで延びてる。そのヒモを目で追ってみると、何かがプカプカ浮いてる。そこからもヒモが延びてて、少し先に同じように浮いてる物に繋がってる。そんな感じで、数珠繋ぎに1.5m間隔くらいで、合計6個の何だかわからん物が連なって池に浮いてる。なんだこりゃ?と思ってたら、それまで弛んでたヒモがピン!と張って、子供が池に引っ張られてく。あっ!と思ったその瞬間、体が動かなくなった。視界の端で、従兄弟も同じように固まってるのが分かる。金縛りとかって概念がなかったから、軽くパニクってた。やばいやばい、あの子何に引っ張られてんだ?もしかしてワニ?ワニって日本にいたっけ?じゃ妖怪だ!助けて鬼太郎!(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブルそんなアホな事考えてるうちにも、子供はどんどん池に向かってるんだけど、その動き方に何か違和感を感じる。人間が歩く時って当然足が動くはずなのに、その子は一切足を動かしてない。氷の上を滑るように、ゆっくり池に向かってる。アホな自分は、やっぱ妖怪パワーで引っ張られてる!という結論に達したんだけど、流石に従兄弟は一つ年上だけあって、リアルでこの世の者じゃないと気付いたんだろう。「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏」と唱え始めてた。結局、子供が完全に池の中に消えたと同時に体が動くようになり、一目散に山を下りてった。家に帰って、大人達にさっき見た光景を話したんだけど、興奮してるもんだから要領を得ない。大人達も、最初はどっかの子供が溺れたんじゃないかと思って、慌てて消防団とかに連絡しかけたんだけど、オレが「妖怪の仕業だ妖怪の仕業だ」って妙な事言うから、少し落ち着かせて、オレから細かい話を聞き出した。そしたら信じられないって顔しながらも、何か思いあたる節があるのか、オレと従兄弟を庭に連れ出して、塩を振りかけ始めた。一応消防団には連絡して人を見に行かせたらしいけど、特に何もなかったらしい。結局その後は、大人達にどうだったか聞いても、寝ぼけて夢でも見たんだろってはぐらかされるだけ。何年も後にようやく聞き出したのは、件の池で何十年も前に、ある一家が入水自殺をしたって事。時間帯はやっぱり3時~4時位だった事。(近くの民家の人が、子供の泣き声を聞いたらしい)その人数が7人だった事。その際に、全員がヒモで体を繋いでた事。地元の人達の間では、その池は別名『七人心中の池』って呼ばれてる事。

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