紀元前587年、ユダ王国がバビロニア に滅ぼされ、バビロン捕囚の後、
ディアスポラ(離散)のユダヤ人が生まれた。
各地に離散したユダヤ人は唯一神ヤハウェを信じ、現地に同化しなかった。
そのことも現地人の反感を買った。また、ローマ帝国がキリスト教を国教
にするに及んで、各地でユダヤ人はユダヤ教ゆえに迫害を受けた。
金貸しは賎しい職業であり、キリスト教徒はそれを禁じられ、それが
ユダヤ教徒の主要な職業の一つとなった。中には高利貸しでキリスト教徒
の家を破産させるユダヤ人もいた。
それらの理由でユダヤ人は度々襲撃され金品、財産は強奪された。
仲間同士の取引は金貨銀貨を止め、証書に変わる。手形、小切手を発明した
のは ユダヤ人である。強奪されても困らないように。
ちなみにユダヤ人が勉強好きなのは、身に付いた学問は誰からも盗まれない
からだ。

中には海外に離散する者も現れる。しかし、 彼らは宗教で繋がっていた。
同志なのである。 貿易が始まる。それはユダヤ人とユダヤ人同士の貿易の
始まりだった。船による交易は嵐で難破することもある。そこでユダヤ人は
損害保険なる制度を発明した。これらの事例は枚挙に暇がない。
ディアスポラで世界に散った仲間達との交易、貨幣(証書)を通した経済活動、
今の世界の経済活動の当たり前の下地を作ったのがユダヤ人であり、その世界
で通暁するのはある種、当たり前なのかもしれない。
迫害ゆえに生き残りを掛け、出来た道筋を生きているのが今のユダヤ人なのだ。

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