記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
妊娠すると、赤ちゃんが育っていくに従って様々な症状がでることがあります。
妊娠初期にはだるくなったり、出血があったり、眠くなったり、人によって様々ですが、唾液が多くなったり、鼻水がでたりするような症状がでるということもあります。

今回は、妊娠初期の鼻水や唾液の症状について医師に解説していただきました。

妊娠初期に見られがちな症状は?

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女性の体は生理後から14日くらいで排卵されます。この時に受精すると、1週間ほどで受精卵は子宮に移動し、子宮内膜に着床することで妊娠が成立します。そのため、妊娠の初期症状は早いと着床したあたりから現れることになります。

この時期はまだ妊娠検査薬を使っても陰性になることも多く、妊娠かどうかは判断しにくいです。しかし、もし妊娠の可能性があるならば、妊娠初期かもしれないと注意する必要があります。

以下のような症状はありませんか?
・生理のような出血がある
・眠気が増す
・だるい
・腰痛
・胸が張ったり痛みが生じたりする
・いつもと違う性状のおりものがでる
・腹痛
・頭痛
・頻尿
・下痢

これらのさまざまな初期症状が起こることもあります。 そして、中には、唾液が多くなったり、鼻水がたくさんでる、という症状が起こる人もいます。
一方で、妊娠していても全く初期症状がでない人もたくさんいます。

妊娠初期に鼻水や唾液がたくさん出るワケは?

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妊娠すると、体の中のホルモンバランスが変化します。
その影響で体のあちこちのはたらきを調整する自律神経がうまく働かなくなり、鼻汁が出やすくなるといわれています。
妊娠性鼻炎と呼ばれることもあり、妊娠初期に起こりやすい症状です。この鼻水は透明でさらさらしているのが特徴です。

また、同様にホルモンバランスの変化によって自律神経の調節が乱れて、唾液が多くなることもあります。ほかにも、味の感じが変わることがあります。
・酸味や苦味、甘みを感じる
・匂いが強くなったように感じる
・唾液の味が変わったように感じる

これは味覚の変化やつわりにもつながっていきます。

緩和方法や予防は?

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鼻水に対しては、妊娠によって起こっているものです。薬の服用は避けるようにしましょう。はっきり初期症状とわからない場合も、妊娠の可能性があれば薬は避けた方が無難です。
鼻水が多くてつらい時は症状を和らげるための方法をとるといいですね。
・加湿をする
・ホットタオルを鼻の上にのせる
・あたたかいお風呂に入る など

唾液については、あまり多くて飲み込むのが気持ち悪いなどあれば吐き出しても大丈夫です。唾液を控えるために水分を摂らないようにすることは、身体に負担となります。妊娠すると、必要な水分量も増え、脱水傾向になりやすいため、こまめに水分をとるようにしましょう。

いずれの場合も、自律神経のバランスを整えるため、リラックスしてしっかり睡眠をとることも大切です。

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【医師からのアドバイス】

見逃しがちな妊娠の初期症状である唾液と鼻水。妊娠を望んでいる人はぜひ知識として知っておきたいですね。

(監修:Doctors Me 医師)

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