出典 https://www.majestic-train.com

かつてのヨーロッパには、皇帝一族や貴族専用の絢爛豪華なサロン列車があったことはご存知でしょうか?
時は19世紀。オーストリア=ハンガリー二重帝国の統治者であったハプスブルク皇帝(写真中央のひげを蓄えた男性)は、旅をより快適なものとすべく、”走る御殿”とも称されるほど荘厳華麗な蒸気機関車を作らせました。
そして、それを手本に作られたとある豪華列車が最近ひそかに人気を呼んでいます。

マジェスティック・インペラーター・トレイン・デラックス

出典 https://www.majestic-train.com

こちらがその列車!
100年以上も前の19世紀末に造られた、時の皇帝フランツ・ヨーゼフ1世と皇后エリザベート専用のサロン列車を忠実に再現したものです。

出典 https://www.majestic-train.com

内部はこの通りのゴージャスさ!
まるで「オリエント急行殺人事件」など、アガサ・クリスティの小説の舞台として登場しそうな雰囲気。ダマスク織の重厚なカーテンをはじめ、古き良きヨーロッパを彷彿とさせるものが満載されています。

出典 https://www.majestic-train.com

こちらのカウンターが設けられたバー仕様の車両は、ウィーンの典型的なカフェ様式に仕上げられたもの。ウィンナーコーヒーやお酒を嗜んでくつろぐことができます。
そして壁に堂々と掲げられたハプスブルク双頭鷲の絨毯は、なんとウィーン国立歌劇場(オペラ座)で実際に使用されていたもの!この絨毯が皇帝専用のボックス席欄干に掲げられていれば、皇帝夫妻が在席している証として、場内の人々の目安にされていました。

出典 https://www.majestic-train.com

またステージのある車両では、歌手たちが美声でディナータイムのムードを高めたり・・・

出典 https://www.majestic-train.com

晩餐後にワルツを踊ったりと、大盛況。
いまだ舞踏会文化が盛んであるウィーンならではの光景です。

出典 https://www.majestic-train.com

そしてオーストリアの首都ウィーンから、列車の向かう先は・・・

出典 https://www.majestic-train.com

悠久のドナウ川沿い、ワインやアンズの産地でもある世界遺産のヴァッハウ渓谷や・・・

出典 https://www.majestic-train.com

アルプスの麓、チロル州の田舎情緒あふれる街だったり・・・

出典 https://www.majestic-train.com

地中海沿岸の開放的なリゾート地であったりと実にさまざま。

Licensed by gettyimages ®

旅先では、地元で採れた美味しいワインや季節の食材に舌鼓を打ったり、オリーブオイルでのマッサージを受けたりしてゆったりと過ごすのが定番。

出典 https://www.majestic-train.com

豪奢でもてなしの行き届いた列車の旅と、洗練された落ち着きのある滞在先とで、往年の皇帝皇后気分が味わえると評判は上々。また飛行機では味わえないレトロな風情や車窓のノスタルジックな風景を目当てに、昨今ではハネムーンに利用する人も増えてきているのだとか。
良かったら、次はあなたもどうですか?

この記事を書いたユーザー

ライジンガー真樹 このユーザーの他の記事を見る
得意ジャンル
  • 社会問題
  • 動物
  • 海外旅行
  • グルメ
  • 育児
  • 料理
  • 暮らし
  • カルチャー
  • ファッション
  • おもしろ

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス