多くの飲食店では、イヴェントや貸切などで、均一料金や時間制で「飲み・食べ放題」方式が採用されます。

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今回の投稿では、筆者を含め、飲食店経営者との懇親会等の話題の中や、実際に外食の場で周囲で起こっていることを見たこと等から出た、「飲み・食べ放題」の「あるある」等について、飲食店スタッフや、同席する人の視点で執筆をさせて頂きます。

「飲み・食べ放題」を筆者の経営する店舗でも催事で採用しますが、普段の呑みスタイルと激変するお客様に出会う度に、色々なことを考えてしまいます。因みに同じようなことが、バイキング・スタイルのビッフェでも見ることが出来、筆者は、外食の際に恥ずかしい人がいないか…とても観察してしまいます(笑)

「お金を払ってるからいい!」みたいな考えの人は、ここからお読み頂く必要はありませんが、「知らぬ間に恥ずかしい存在になってたら嫌だなぁ…」等と思うことがある方は、是非最後まで宜しくどうぞお付き合い下さい。

それでは、飲食店や同席者から見たガッカリなパターンを解説します

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筆者も自分を戒める意味がありますが、読者の皆様にも耳が痛いポイントがあるかもしれません。

少々嫌な感じの話しですが、やはり外食という「ハレ」の場は、是非クールに過ごしたいものだと思います。

それでは、いくつかの例を挙げていきます。

1・お金に支配された飲み方・食べ方が見えてしまう人

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当然のことですが、「飲み・食べ放題」的なものは、1品のオーダーよりは高額になります。そのため、いつもより多くの種類を食べたり、飲んだりすることは当然目的になりますし、いつもは躊躇して頼まないデザートを取ってみたり出来るのも魅力です。

しかしそこで、変な計算が出てきます。「幾ら払ったから、幾ら分食べないと、飲まないと…」ということです。勿論、店側も承知です。グランド・メニューのみの通常営業時と比較して、ご来店のお客様に割安感を出したいという思いはありますので、あまりにも小食な方には申し訳なくなります。

とは言え、「食事を楽しむ」からは遠い、何か断食前の「食い溜め」でもしているのではないかという方を見かけます。種類も量も時間も通常の食事よりあるわけですから、何故急ぎ、何故焦るのでしょうか?「コスパ」ばかりを気にした貧乏性な側面を露呈し、横にいる彼氏・彼女も興醒めです…。お店の人も「??」になる場合もあります。

2・「放題」だからと、人の分まで勝手に持ってくる人

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「飲み・食べ放題」の魅力は、コース料理と違い、自分の好きな量を好きなタイミングで選べるということにあります。

なので、バイキング等は、何度も立って料理を取りに行きますし、飲み物を取り行くことも、お店からすると「御足労でスミマセン」ですが、お客様としては「楽しみ」でもあると思います。

実際に筆者も、そのようなお店を利用する際に、必要なものを取り、全部食べたらまた必要なものを取る…その繰り返しですが、面倒だとは思いません。むしろ楽しいのです。

ところが、取ることだけが楽しくなってしまう人が出てきます。沢山小皿に盛ってきて、皆で食べようとテーブルに置くわけです。それは、誰かに頼まれたならばいいと思いますが、実は同じテーブルの他の人の楽しみを奪っている行為です。

「残した方は1000円頂きます!」等と書いてある店を見かけますが、筆者も飲食業として納得です。この、「取ることだけが楽しい」タイプの人は、誰が食べるか考えていませんし、取る行為のみに夢中になってしまうタイプです。

同席された人にも、お店にとっても、非常に残念な存在になってしまいます。

3・知らないのに高そうなものを頼もうとする人

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これは「飲み放題」ですと、普段は飲まないブランデー等を、「高そう」という理由で飲んで酔ってしまう人や、「食べ放題」で、ローストビーフばかりを待つ人や、不作で高くなった野菜のみを集中的に取るなど、「それが本当に飲みたい・食べたいのですか?」な人を見かけます。

勿論ビッフェなどで見かける「ローストビーフ」は目玉ですから、一回は食べたいですが、シェフが切ってくれるまでに時間がかかったり、食べたい人が並んでいたり、色々あるわけです。他にも沢山の食品があるのですから、先ずは何か他のものを食べたらいいのではないでしょうか?不思議だなと考えてしまいます。

酒もそうですね。いつも飲んでいるもの等を飲まれたらいいのではないでしょうか?何を戦っているのでしょうか?落ち着いてほしいですね…。

4・その場所で使うべき調味料などを自分のテーブルに持っていく人

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調味料や食器類、ナプキンなど、一か所に置いてあるお店も多いと思います。

それぞれ、その場所で取ったり、または使って返す仕組みですが、調味料の瓶等をテーブルに持っていってしまう人がいます。

筆者の店舗でも催事をやる際に、紙皿や割り箸などを一か所に置いて、「ここから取って下さい」と御案内しますが、必ず毎回それをやられ、「紙皿はどこだ?割り箸はどこだ?」になります。

置いてある場所から必要な分を取っていく。これはマナーです。自分のテーブルに持って行ったり、頼まれていない人の分を持っていくなど、しなくていいことはセルフ・サービスの場ではしなくていいのです。他のお客様やお店の人にも探す手間が増え、スマートな利用法ではありません。

5・他の日や場所での飲食量と、著しく差異がある人

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筆者の店舗で催事をやったり、筆者と外食をする人でも見かけますが、「えっ?本当は5杯も飲めるんだ…」と思うことがあります。

筆者の店でいつもは1杯飲むのに2時間も使う人が、または、筆者と一緒に外食しても自腹だとお替りを全くしないで「水ください」な人が(そんな人とは食事はしたくありません!)
…、非常にガッカリします。

しかも、そういう日に限り、無理して飲んで酔うわけです。本当に飲みたい分、本当に食べたい分を、いつも頼めばいいのではないでしょうか?

お金に支配されていることが、周囲の人に非常に伝わりやすく、「お里が知れる」ことでもあります。そして品もありませんし、お連れ様やお店の人はすぐに見抜きます。

そしてそういう人は「セコい奴」と裏で言われているのです。残念ですよね…1000円みたいなお金から始まる話ですからね…。

いかがでしたか?

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筆者が見聞きした、若しくは自らがそうなりたくないなと思っている事柄を書かせて頂きました。

商売の世界に若い時から身を置いていますが、人は、お金を払う時、サービスを受ける時…とても人間性が出てしまいます。そしてそれは、自分が思っている以上に周囲の評価に繋がっています。

そして、とても些細なことでもありますから、日頃のちょっとした行動で、周りに良くも悪くも見せることが出来るわけです。

それならば、周囲の人やお店の人に、誰にでも出来る簡単に好かれる方法というものがあるということなのです。

筆者も飲食業を営んでおり、痛みも分かりますので、外食する際は気持ちよく過ごせるように、かと言って気を遣いすぎて詰まらなくならない程度に、考えて行動をしていこうと思っています。

読者の皆様も、この話ばかりではありませんが、ほんの少しのことで、周りが気持ちよくなることが沢山あると思います。

気持ちの良い世の中になることを望まない人は少ないと思います。先ずは小さい一歩ですが、考えてみませんか?

最後までお読み頂き有り難う御座います。

この記事を書いたユーザー

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東京都大田区大森生まれ。立正大学附属立正高等学校、尚美学園短期大学音楽ビジネス学科、放送大学教養学部生活福祉専攻卒業。STAY UP LATEオーナー。 ライター業と、セミナー講師、司会業も実質少々。江戸川区在住、一児の父。愛猫家。

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