子供を持ってみてわかったこと。それは「自分の人生は二度と同じものではない」ということ。これはよく聞く一般論です。みなさんが親という立場ならば既にご存知でしょう。子育てはハードワーク。この一言。

「子供を持つ前の自分の人生がどんなものだったかもう忘れちゃったわ!」子供を持つ前の自由な人生に対しての懐かしさもあるけれど、今の子供がいるかけがえのない人生をポジティブに楽しむ人がいます。でもその一方で「子供ができてしまってからの人生はやっぱり自分に正しいものとは思えない」と思う人もいるのが事実。

だからといって一つの命を放棄することができるはずもなく、子育てにみな必死なのですが、心の中で「子供を持つことが間違っていたかも」と後悔しているという人達の正直な気持ちが、イギリスのサイト「Quora」に投稿されていました。同じ子供を持つ立場の筆者としてもかなり興味深いのでこちらでご紹介したいと思います。

「自分の子育てに自信がなかったから後悔している」

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ある女性は「息子が存在しているということには後悔はしていない。でも自分の子育てが正しかったとは思えない。もっと息子はたくさん与えられるべきだったんじゃないかって思うと後悔の念が湧く」と話しています。

子育てに正しいも悪いもないというのが筆者の持論ですが、母親としてもっとできることがあったのでは、と思う人もいるのでしょう。極端な話、自分の子供が犯罪や何らかの事件を起こしてしまった時に、そう後悔する親もいるのではないでしょうか。

「自分自身、気持ちの整理がついていなかった」

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予期せぬ妊娠をしたことで後悔しているという女性も。「子供が欲しいかどうかという自分の気持ちが一番大切にも関わらず、考えずに妊娠してしまったことがあまりにも自分勝手過ぎた」という女性(23歳)や、「こんなに子育てが大変だと思わなかったから後悔している」という女性も。

「親という立場がすごく嫌」はタブーとわかってはいても…

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また、男性の意見もありました。夫婦共に子供を望んでいなかったものの、40歳になって妻の気が変わり不妊治療の末子供を授かったそう。ところが子供が未熟児で生まれたために24時間監視していなければならず、「本当は欲しくなかったのになぜ自分は今、親をやっているんだ⁉」と思ったことも何度もあったと話しています。

今ではその男性は「息子を愛しているし、いい父親でありたい」と思っているそうですが、子供を持ったことにより自分の人生が大きく変わってしまい、楽しめる時間が減ってしまったことは否めないと述べています。

「戻れるものなら戻りたい」

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1歳の娘がいるある男性は今は子育てのストレスのためにうつ病の薬を飲んでいるそうです。「妻が子供を欲しかったからそう決めたけど、自分自身は子供は欲しくなかった。」というこの男性、「娘の存在を否定はしないけど、子供を持ったこと自体には後悔している」と本音で語っています。

「子供を愛してはいるけれど、もし子供を持つ前の自分に戻れるなら戻りたい」親になって後悔している人の多くはそういう本音を持っている様子。子供を持つ前の自分の人生の自由や楽しさと、子育てをするという大変さの裏にあるかけがいのない子供の存在を秤にかけたとしても、やはり「あの頃に戻りたい」と強く思う親がいるようです。

子育ての大変さとその対応についていけない

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子供を愛している事実に変わりはないという親がほとんどの中、やはりその大変さは想像を遥かに超え、その対応にじゅうぶん対処できる自身の器がないと感じる親も多かったようです。そのため「子供に対してどうこうではなく、自分が親になるのに向いていないのでは」と気付かされたという親も。

「お互いの気持ちが一つでないと絶対にこなせない仕事」

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またある女性はこう言います。「パートナーの気持ちは絶対的なもの。自分がどれだけ子供を望んでも、もしパートナーが望まなければ子育ては絶対にうまくいかない。」そう断言するのは8歳と21歳の二人の子供を持つ母親。

「私たちには経済的な余裕もあるけれど、二人目を望んではいなかった。でも主人が欲しがったので同意したんです。だけどそれは私の本音ではなかったの。どんなに豊かな暮らしができても、家庭内が幸せでなければ子供は幸せではないわ。だから離婚しました。」

「子供を持ったことを後悔しているが子供の存在は愛している」

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子供を持ち、育てていくということは一生の仕事です。パートナーがその時に折れたとしても結局後で後悔するということにもなりかねません。そういう意味でも、子供を持つ前にパートナーの意思を確認することが最も大事だとその女性は語っています。

だた、彼女も子供の存在自体は愛おしいとコメント。親だって人間。本音で語る時があってもいいと思います。子供の存在自身を否定する親が少なければ虐待も減るのではないかと思う筆者ですが、それは難しいところ。今回、同じ立場から正直な意見を垣間見ることができて、みなそれぞれが色々な思いを抱えているのだなと再認識した筆者。

ハードワークだけれどもやり甲斐のある仕事が子育て。きっといつの日か、自分の子供がそんな親の思いを感じてくれる時が来ると信じて、今日も子育て頑張りましょう!

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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