あるイギリス人の女性がSNSに自身のメイクアップ姿とそうでない姿を半分ずつアップしたところ、思わぬ反響がありました。女性は「典型的な社会問題」と指摘。いったい何が起こったのでしょうか。

普段、メイクをするのが好きなメイジー・ビーチさん

出典 http://www.mirror.co.uk

くっきり描かれたアーチ形の眉に目力たっぷりのアイライン、鮮やかな深紅のリップ。モードのアートを象徴するようなメイクアップが普段好きだというメイジー・ビーチさん(19歳)は、ごく普通の大学生。

今回、自身のすっぴん姿とメイクアップ姿を半々にしてセルフィーで投稿。ビーチさんは「女性がメイクをした時とそうでない時の社会の対応が違うということにショックを受けた」とコメントしています。

ビーチさんのすっぴんに批判の嵐

出典 http://www.mirror.co.uk

すっぴんを披露している人は今や少なくないはず。でも、ビーチさんのように半分メイクをし半分をすっぴんでとなると、メイクのオン・オフ時の差が明らかとなり、すっぴん姿に与える印象が違い大きな反響を呼ぶということが今回のユーザーの反応でわかったそう。

この写真に対して、ユーザーからは「気持ち悪い」「ブサイク」「なんか病気っぽい」「がんじゃない?」「脱毛症かも」「いや、彼女はアルビノだよ」といったほぼネガティブなコメントが寄せられたということです。

一番驚いたのは全く知らない他人を批判するユーザーに、別のユーザーが「きっと彼女はアルビノだから、失礼なことを言うべきじゃない」と返信していたこと。「勝手に人を判断するのは誰でも同じ。まして病気だろうと推測して失礼なことを言うなっていうのも、全くもって偽善よ。」とビーチさんは話しています。

こういう写真一枚で、社会がいとも簡単に左右され、知りもしない他人を批判し、また「すっぴんが醜い」と批判することで女性に「社会ではメイクをして美しくあるべき」というプレッシャーも与えている、とビーチさんは逆批判をしています。

「私は別に病気でも何でもないわ。眉毛がないのは単にジンジャーヘアで抜けやすいからよ。どんなに批判されても私は自分がすっぴんでいたいと思う時には堂々とすっぴんで電車にも乗るわ。」とコメント。

更には「女性がメイクをしているのは、誰かのためではなく自分のため。だからナチュラルじゃないとかフェイクだとか言うのもおかしいと思う。女性がメイクをしていてもすっぴんでも、他人はいちいちその人を批判してはいけないのよ。」と強く語るビーチさん。

SNSに投稿した一枚の写真で、批判や中傷、想像が独り歩きするのは典型的な社会問題だとビーチさんは言います。確かに何人もの目に触れてしまえばどういうコメントが寄せられるかは想像もつきません。

それはみなさんもご存知のように、画面の向こう側にいる人達は必ずしもポジティブ思考の人達ばかりではないからです。そういったリスクを背負いながらSNSをしている人は多く存在します。気にするかしないかもあなた次第。でも、ビーチさんがショックを受けたように「常に誰かの投稿に目を向けて批判の機会を待っている」多くの人がいるということは悲しい事実ですね。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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