各地で積雪して、寒い日が続いています。

寒いだけでもつらいのに、寒い日に手術跡や古傷が痛むと言う人もいますよね。

どうして寒い日は古傷が痛むのでしょうか?筆者が医師や看護師から聞いた話をまとめました。

筆者(私)自身、胸には約30年前の手術痕が10cmほどありますし、お腹には25年前の帝王切開の痕や約40年前の虫垂炎の手術痕や3年前の子宮全摘などがあり、お腹も胸も傷だらけです。

私の場合、術後1年くらいは寒い日には疼きましたし、繁華街を歩行中に左下腹部の腹腔鏡手術の痕に電気が走るような痛みがおきて、歩けなくなったこともあります。
でも、もう今は寒い日でも全然何ともありません。

でも、中には40年たっても虫垂炎(盲腸)の傷痕が痛むと言う人や、やけどの跡が痛むと言う人もおられます。

どうして寒い日は、古傷が痛むのでしょうか?

①気圧が低いと・・・

気圧が低いと、交感神経の活動が活発になることが知られています。


交感神経が活発になると、血管が収縮します。血管が収縮すると血行が悪くなります。
すると、古傷の周りの神経が刺激されて古傷が疼くと考えられています。

また、傷がふさがっても術後しばらくは筋肉や皮膚には細かな傷が残っていて、血流が悪くなることで筋収縮がうまくいかなくなるため、古傷周りの神経が刺激されて疼くということもあります。

②トラウマ

術後1か月ほどですっかり痛みが消える人もいれば、1年くらい続く人もいます。中には何十年と寒い日は痛むと言う人もいます。

寒い日にものすごく痛かったと言う経験をすると、脳が、寒い→痛い という方程式を作ってしまうことがあります。
そのため寒さを感じただけで、寒い→痛い という回路にスイッチが入ってしまうということもあるようです。

術後に疼痛をうまくコントロールできずに、痛みを我慢することが多かった人のほうが、いつまでも痛む傾向もあるかもしれないとも、言われました。

対策は?

対策はもう、判りましたよね。

できるだけ冷やさないようにすること。温めることです。

腹巻をする、カイロや湯たんぽを使うなど良いですね。

また、温水プールへ行くなども、どうでしょうか?
その他、ストレッチやヨガなどで、古傷周辺の筋肉をほぐすのも良いでしょう。


明日もまだ寒いようですが、どうぞ暖かくしてお休みくださいね。

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患者からの目線と元医療従事者としての目線とで、医療や健康に関する記事をメインに書いています。
4度の手術に膠原病でバツイチで・・・と波乱万丈の人生ですが、”人生に喜びや笑いを添付したら結果は出るはず!”という「喜笑添結」で毎日を過ごしています。

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