近年良く聞くようになった過労死という単語ですが…。
その過労死という単語を聞くと違和感を感じる方も多いようです。

過労死とは…?

過労死(かろうし、英:karōshi)とは、周囲からの暗黙の強制などにより長時間の残業や休日なしの勤務を強いられる結果、精神的・肉体的負担で、労働者が脳溢血、心臓麻痺などで突然死することや、過労が原因で自殺すること(いわゆる過労自殺)などである。

出典 https://ja.wikipedia.org

過労死なんと英語でもKAEOSHIというのです。日本発の言葉なのです。
この意味を見ていると周囲から強制されてという意味が入っていますが、字を見るだけだと、勝手に働き過ぎて死んだという風にも見えてしまうところが今回ネットで問題になっているようですね。

無茶して働けばいいという風潮

西日本高速道路第二神明道路事務所(神戸市垂水区)で道路の施工管理を担当していた男性社員(34)の自死について、神戸西労働基準監督署が労災認定していたことが分かった。遺族によると、男性の時間外勤務は最大月178時間に達し、退勤から次の出勤まで8分しかない異常な勤務記録もあった。同事務所は残業代の未払いで労基署から是正勧告を受けていたことも分かった。

出典 https://www.kobe-np.co.jp

今Twitterなどのネットでも話題になっている8分後に出勤という事件です。
最初8時間後なのかと思いましたが、8分後ということに気がついてびっくりしました。
8時間後ならありだなと思ってしまう私自身も毒されている気もしますが…。

職場で退勤を押して3時間寝て出勤を押したなんて友人もいるので、日本ではこういった無茶して何とかするというのが、当たり前のようになってしまっているのも確かです…。

気合だ根性だと言っても人間には限界というものがありますし、誰でも出来るわけではありません…。

年間121人が労災の対象に…

平成26年度の調査では、過労が原因の脳・心臓疾患により命を落とし、それによって労災で補償を受けた件数は121人にものぼります。

出典 http://toyokeizai.net

121人しか死んでいないという風に受け取る方もいるかもしれませんが…。
こちらあくまでも認定された数なのです。
色々なところで話を聞きますが、労働組合の人から労災って中々認定されないから難しいと聞いた事がありますし、労働基準監督署もそこまで熱心に認定はしていないように思う人も多いようです。

労基に関する不満

日本という国はなぜか税金を取るという事には税務署がすごい勢いで動くが、労働に関しては労働基準監督署はそこまで動いてくれない…。
そういう不満を抱えている人は多いようですね。

過労死というネーミング

ここまで過労死について述べてきたが、最初の本題に戻ります。

「過剰に労働して死んだ」という過労死という言葉冒頭のツイートでも取り上げられていますが、どうしても自己責任なイメージが付きまとってしまうのも確かです。

この過労死、会社が強制的に労働させて死んでしまった。
という意味が確かに文字から見えてきませんね…。

とは言っても、冒頭の
「会社に殺された」
も何やら違う気もします。
しかし、意味としては合っているのではないでしょうか?

そこで私はこの言葉を提案します。
「会社労働殺人」
略して会労殺こちらの方がわかりやすいのではないでしょうか?

ただ、過労死という言葉が定着していると言う事と言葉の意味的には間違っていないという点を考えると過労死のままでも良いのではないかと思ってしまう部分もあります。

過労死で済ませて良いのか?

一生懸命に働くということは必要なことだと思います。
しかしながら、それを殺してしまわないように管理するのも会社の仕事なのではないでしょうか?死ぬんじゃないかとわかっていながら無茶な労働をさせるという事自体が問題なのではないかと思ってしまいます。

ネーミングだけの問題ではなく日本国民みんなが考えねばならない問題なのではないでしょうか?
皆さんはどう思いますか?

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いつか笑って過ごせる日までと申します。 起業家でフリーライターです。政治からゴシップネタまで幅広く手掛けています。 残念ながら今はまだ貧乏人です…。

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