秋風は16歳の少女だ。



季節はもうすぐ秋でエスの学校の学園祭が10月の終わりにあった。


天才少年エス17歳から渡された交換日記の初めのページを捲るとエスの丁寧な字が並んでいる。

秋風は自分も書こうと思い女の子用のそれでもエスが買った

かわい~ノートを丁寧に開いた。



このノートを秋風が読んでる頃は


僕たちの関係はたぶん変わっている事でしょう。


秋風に出会う前の僕は、できるだけたくさんの女の子に


もてたいなと思っていました。


秋風は僕が天才だと思っているけど僕はただ


もてたくて音楽を始めただけです。


でも

僕を天才と勘違いして一生懸命ついてこようとする秋風をみていたら


僕は生まれて初めてキミに、客席から拍手したいと思えたのです。


秋風は足を見る僕を怒るけど


僕は秋風の太ももが好きなわけではなくて


この二本の足でしっかり立って歩けるようになるといいな!と思って


見ているのです。


「太ももが太いね!!触らせてくれる?」という僕の言葉を



そういう風に解釈してください!



秋風の選んだ湯川くんはみんなのことを考えながら動く


とてもいい男です。


そんな友達は僕の学校には湯川くん以外いません。


僕はキミにいろんなことを言ってキミはそんな僕をいつも怒るけど


なにを言っても秋風を愛してると訳してくださいね。


僕はこの思いを生涯大事に持っていくつもりです。


もちろん公にする気もありません。


孤児か?のばんび!僕がつけた芸名


キミはなぜか?それを気に入って。


僕の曲を一生懸命歌ってくれた。


僕はキミが帰ってしまうとキミが来てくれた事がうれしいのか?


いなくなった事が淋しいのか?わからずに


それでもなぜか?泣いていました。それも生まれて始めての事でした。


僕はキミを孤児か?にして



僕の側にいて欲しかったんでしょうね。


でもキミはそんなあだ名なのに気に入って



演劇の芸名にもしてくれたから



今ではキミの学校中がキミをばんびと呼ぶけど・・・


孤児か?のばんびは実は僕だから・・


キミは秋風でいてください!!



秋風でいること・・秋風でいること・・・・


それとキミは時折下を向いて歩くけど


僕が孤児か?のばんびにしたせいかな?と思い悲しくなるので


上を見て歩くこと。


内原 慧 


秋風はその手紙を読んでいた・・



するとエスから電話だ。


エスはこの時から天才少年ではなく普通の男になった。



「今日お茶の水にいくけど?くる???」

「うん!いいよ!!」秋風は元気に答えた。

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