日本の離乳食はまずお粥、それも10倍粥などの水分の多いお粥からスタートするのが一般的ですよね。
また、多くの育児書や子育て雑誌を読んで、「手作りが基本!」と思っているママも多いのではないでしょうか?

でも、なぜお粥から? そして、日本以外の国で、離乳食は一体どうなっているのでしょうか? 各国の離乳食事情を見てみると、離乳食作りの悩みが減るかもしれません。
筆者の周辺取材と国際医療ソーシャルワーカーであるノーラ・コーリさんのサイト『Care the World』を参考に、ご紹介します。

出典shutterstock

■1:アメリカは市販のベビーフードが普通?

まずは、アメリカから。日本と違って、アメリカでは”離乳食=瓶詰めのベビーフード”が一般的のようです。働くママが多いので、手の込んだことは避ける傾向にあるかもしれません。

それで、アメリカのベビーフードは種類も豊富で、その数は日本の5倍以上ともいわれています。確かに、スーパーマーケットに行くとベビーフードの占める面積の広いこと……。

■2:中国は便利なインスタントお粥が主流

日本と同じような離乳食は、中国。最初の離乳食として、お粥が選ばれています。
ただし、お粥といってもほとんどお米の形がなくなったスープに近いもので、日本でいう10倍粥に似ています。ペースト状にすりつぶされたお粥のイメージです。
赤ちゃんが慣れてきたら徐々にそのお粥に細かく刻んだ鶏肉、豚肉、魚などを加えます。次に、野菜を刻んで入れたお粥を食べさせるようになります。

■3:インドの離乳食もカレーではなくお粥

ちょっと気になるのが、インドの離乳食ではないでしょうか。インドと言えばカレー。赤ちゃんにも食べさせるのでしょうか?
そう思いきや、実際はミルク粥が一般的なようです。しかし、日本のミルク粥とは違います。米は細長いインディカ米で、お粥の中には砂糖がたっぷりと入っているものです。
また、サフランやアーモンドパウダーなどを入れるそう。香辛料の国ならではの離乳食ですよね! ちなみに授乳中にママはカレーを食べないそうです。

■4:シンガポールの離乳食は人それぞれ!

筆者が住むシンガポールは、離乳食も文化によって様々。それは、シンガポールが主に中華系、マレー系、インド系などからなる多民族国家です。
そのため、スーパーマーケットに行くと、ローカルのもの・欧米系のもの・日本のものというように色々と置かれています。かなり人によって離乳食が違うところが特徴です。

他にも色々あると思うのですが、日本と比較しやすい国やお粥を食べさせる国を取り上げました。
ただ、周囲で話を聞いたり調べたりして気付いたのは、離乳食として最初に食べさせる物は基本的にその国の主食である場合が多いということ。よって、お米が主食でない国はお粥ではありませんでした。

また、先進国や共働きの多い国では、瓶詰めのベビーフードが非常ポピュラー。これも日本の常識とは大きく異なりますよね。日本だと手抜き扱いされてしますが、海の向こうではそんな考えはないようです。

みなさんも日本の育児書や子育て雑誌に出てくるような”完璧な離乳食作り”に疲れてしまった時は、他の国を参考にして手抜きをしてみては? たまには楽をしていいと思いますよ!

【参考】
※ Care the world

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