子どもが嘘をついて、悩んだことはありませんか?
大人なら簡単に見抜けてしまうような他愛もない嘘でも、親は「なんでそんな嘘をつくの!」とイライラしたり「もしかして私の子育ては間違っているの?」などと考えたりしてしまいます。

そのため、できればこんな時、上手に対応する方法が知りたいですよね。
そこで今回は、『ハートストリングス・コーチング』の代表で子育てコーチングの専門家・和久田ミカさんのブログを参考に、子どもが自分から嘘をつかなくなるような態度や言葉をご紹介します。

出典shutterstock

■嘘をついた時の伝え方はひとつじゃない!

子どもが嘘をついた時、あなたはどんな風に子どもに接していますか? 和久田さんは、嘘をついた時の伝え方にはたくさんの方法があると言っています。
例えば、
私の気持ちを伝える → 「嘘をつくと、ママは悲しいな」
正しさを伝える → 「嘘をついてはいけません」
そのままを伝える → 「嘘をついたのね」
要望する → 「嘘をつかないでほしい」
共感する → 「怒られるのがこわかったんだね」
罰を与える → 「嘘をついたら、おやつはあげません」
見通し → 「嘘をつくと、人から信用されなくなりますよ」
など。どれが正しくてどれが間違っている、ということはありません。
子どもの年齢や状況に合わせて、自分の心に一番しっくりくる伝え方を選べばよいのです。

■素直になれる雰囲気づくりをするといい

「嘘ついちゃダメでしょ!」
つい口をついて出そうなフレーズですが、頭ごなしに言われては「嘘じゃないもん!」と言い返すのが子どもの性。大人も「嘘でしょ」といわれればムキになって反論したくなる気持ちはわかりますよね。
そこで子どもが嘘をついてごまかした場合の1つの対応策として、子どもが素直になれる雰囲気づくりがあります。
例えば、走り回ってお皿を割ってしまった子どもが「私じゃない」と嘘をつくとしますよね。

このとき、ママは怒らずに一度その言葉を受け止めた上で、「走り回っていたんだね」「それでぶつかっちゃったんだね」と状況を一緒に振り返りましょう。
そして、「わざとじゃないよね」「でもごまかしたくなるよね」と子どもの気持ちを代弁してあげます。そのうえで「でも、それっていいこと? 悪いこと?」と判断を子どもにまかせてみましょう。

嘘がつけるくらいの年齢の子どもであれば、ものごとの善悪はわかっているはずです。
一方的に「悪い!」と伝えても、心には染みません。そのためママは感情的にならず、子どもが素直になれる雰囲気を作ってあげたうえで、自ら反省させることが大切なのです。

■素直に認めたら子どもを褒めてあげよう

はじめは嘘をついたとしても、最後に素直に認めたら褒めてあげましょう。「正直に話して偉かったね。ママ嬉しい!」と伝えることで、”正直に話す=ママが喜んでくれる”という意識付けができます。
また嘘をつく理由の1つに、注目してほしいという気持ちがあるそうです。
このような場合、正直に話すことでママが褒めてくれる(自分に注目してくれる)と実感することができ、子どもの欲求を良い方向に満たすことができるのです。

■怒ってしまっても落ち込まなくていい

とはいえ子どもの嘘に、ついつい感情的になって怒ってしまうこともありますよね。そんな時は、自分の未熟さと罪悪感で自己嫌悪に陥りがちです。
しかし、ここで後悔して悶々とするのはエネルギーの無駄遣い!
和久田さんは反省しても、すぐに今できることは何か考えると言います。やってしまったことは仕方がないこと。その後のフォローに力をいれた方が、子どもも救われますよね。
このように最近の親が落ち込みやすい要因として、”怒ることや罰を与えるのはよくないこと”という世の中の風潮があります。

もちろん度が過ぎた行為はいけませんが、ちょっと怒ったくらいでは子どもの性格は曲がりません。また、人様に迷惑をかけるような深刻な嘘には、罰が必要な場合も考えられますね。

以上、子どもが自分から嘘をつかなくなる親の態度や言葉をご紹介しました。みなさんの参考になりましたか?
嘘は良くないことですが、それだけ子どもの感情が豊かになってきた証拠でもあります。大人が上手に対応し言葉をかけてあげることで、そんな子どもの成長過程を応援し、嘘を卒業させてあげられるといいですね。

【参考】
※ 和久田ミカ・・・元教師、現役・子育てコーチングの専門家。『ハートストリングス・コーチング』代表。数多くの保育園や小学校などで講演会、セミナー、講座、個別相談を請け負う。
メルマガは『ママを楽にする魔法の言葉』と『先生のためのコーチング講座』。ブログは『子育ては「聞く」が9割でうまくいく』。
現在発売中の著書『叱るより聞くでうまくいく 子どもの心のコーチング』(中経出版)は、Amazon児童心理のカテゴリー1位にランクインしている。

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