新しい年度がスタートし、子どもの成長を考えて体操、リトミック、英語と新たに習い事を始めさせた親も多いのではないでしょうか。
習い事を始めた当初は親子共にドキドキ、ワクワクして通うのを楽しみにしていたのに、しばらくたつと子どもが嫌がって途中で行きたがらなくなるケースもよく耳にします。
そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が習い事を始めたときに気を付けたいこと、についてお話ししたいと思います。

出典shutterstock

■1:「習い事だから」とお休みしない、遅刻しない

親にとっては習い事の一つでも子どもにとっては園や小学校と同じ。「幼稚園はぐずってもお休みできないけれど習い事は自由」の癖を習慣づけさせてはいけません。風邪を引いたなど余程の事情がない限り欠席しないようにしましょう。
遅刻も同じです。皆が既に座っている教室に後から参加するのは子どもだってとても入りづらいもの。時間に余裕を持って5分前には到着するようにしましょう。
「習い事だから」とルーズになっていくことで、子どものやる気もどんどん失われてしまいます。

■2:多少嫌がってもしばらくは続けてみる

体験授業の時は喜んで参加していた我が子。でも、実際、始めてみるとやる気なし、嫌がる様子。
何でもウェルカムで嬉々として取り組む子がいる一方、新しい環境に馴染むまで時間がかかる子もいます。
また、体験授業は企画する会社側が生徒を募るために開催している一種のイベントです。参加者にプレゼントを用意したり体験授業用の先生を立たせたりしているところもあります。でも実際通ってみると先生が違ったり、授業後にもらえるのはせいぜいシール程度、豪華なプレゼントをくれる訳ではありません。
でも、ちょっとばかり子どもがぐずったからといって「うちの子にはまだ早すぎたみたい、退会しよう」なんてすぐに決めるのはやめましょう。
少なくとも3ヶ月は続けてみませんか?
“石の上にも3年“で本当は3年間くらい続けないと身にならないものですが、取りあえず3ヶ月だけは通ってみましょう。やり続けることでお子さんの行動に何か変化があるかもしれませんし、こういった経験をさせることも大切なことです。

■3:ぐずったときは強要しない

子どもが嫌がったからと「じゃあ、今日はお休みしちゃおうか」としてしまうのはよくありません。
“嫌なことは逃れられる”“ママは自分の言うことを聞いてくれる”と子どもは学習してしまうからです。
取りあえず教室へ出かけていきましょう。そして担当の先生に「途中ぐずってしまい、ここまで来るのがやっとでした。すみませんが、ご配慮お願い致します」と伝えましょう。
スキルの高い先生でしたら「○○ちゃん、今日は座って見学していようね。誰が一番、一生懸命やっているか見ていてね」とか「先生のお手伝いをする係りになって」などの対応をしてくれるでしょう。
無理強いされない子どもは皆と一緒に体操に参加することや文字を書くことを強制されません。でも、見学しているうちに「何だか面白そうだな。ちょっと僕も参加してみようかな」と少しずつやる気になってきます。

いかがでしたか?
体験授業の時はママと一緒だったけれども実際は保護者は教室の外で待っている、こんな形をとっている教室もあります。こうなると、習い事そのものは嫌ではないけれど、ママと別れるのが辛くて大泣きする子もいます。
それぞれの会社の方針があるとは思いますが、慣れるまでは親子一緒に参加する方が良いでしょう。
“馬を水辺に連れて行くことは出来ても水を飲ますことは出来ない”のです。取りあえずその空間にいるだけで満足し、あとは子どもの意欲が出るまで大人がじっと待つことがポイントですよ。

【参考】
※立石美津子(2014)『1人でできる子が育つ「テキトー母さん」のすすめ』(日本実業出版社)

【著者略歴】
※立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』

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