オートマチック車の普及で、見ることの減ったマニュアル車

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今でこそ、オートマ限定免許などもあって、気軽に運転をすることが出来ますが、筆者が免許を取得したころ(昭和~平成の過渡期)は、免許取得後にオートマ車しか乗らないと思われる人も、普通自動車はマニュアルの免許を取得したものです。

「なんで、わざわざギアチェンジする不便なマニュアル車なんかがいいの?」と思う方もいるかもしれません。これは若干の懐古趣味もありますが、マニュアル車こその走りの楽しみや、ギアの選択が自由なことでできる運転の意味などもあり、単なる自家用の足で、せいぜい通勤やショッピングセンターに行くくらいならば兎も角、レジャーで走りを楽しみたい場合や、運送などの業務使用などでは、少し違ってきます。

今回の投稿では、自動車に関わる仕事を以前していた筆者が、あえてのマニュアル車の魅力的な側面にフォーカスし、その点を列挙していこうと思いますので、ご興味のあるかたは是非最後まで宜しくどうぞお付き合い下さい。

では、本題に入る前に…

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今回の投稿では、マニュアル車、オートマ車という表現をします。

マニュアル車は、MT車、マニュアル・トランスミッション車、ミッション車なんて言う人もいますが…

オートマ車は、AT車、オートマチック車、オートマチック・トランスミッション車、ノークラ車…色々言い方はあります。

そして、今回は、マニュアル車の「魅力」を中心に書いていきますので、オートマ車の方が優れている点や、マニュアル車の欠点がある場合も積極的には書きませんのでご了承下さい。

では、本題に入りますね!

魅力その1・自分好みの「運転」が出来る!

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他の世界、例えばステレオやカメラなどもそうですが、趣味性を高くしていくと、どうしても、オートマ的なコンピューター制御のものではなく、その部分も含め自分で決めて操作したいという欲求が出てくるようです。

その点で、マニュアル車は、クラッチを踏み、ギアを決めてアクセルを踏み、回転数を上げギア・チェンジをするという一連の操作を、自分好みに行うことができるので、走ること、運転することを楽しみたい場合等もそうですし、商用車などで、荷物や乗客の重さによって適切なギアを考えて選びたい場合など、自動ではないことで、自由度が高く、非常に魅力的であります。

これもそうですよね?

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今時パソコンに何千枚分のアルバム音源を入れておくことが出来、利便性ではかなわない部分はありながらも、片面20分足らずのレコードを手で操作して聴く人が多くいます。

パソコンでは味わえない、針やカートリッジを自分で選び、針圧を設定し、回転速度をチェックし、レコードをスプレーかけて拭いて…沢山の手順が必要ですが、アンプやスピーカーなども拘り、この世に一つしかない自分の音を楽しみたくなるわけです。

カメラもそうですね。ピントや露出など自動で出来る便利なものが沢山あって、一瞬プロ並みの写真をデジタル・カメラで簡単に撮れるような時代かも知れませんが、やはり、拘りのカメラ、レンズで、自分が最も良いと思う写真を自分で設定する喜びは大きいものがあります。そこにカメラマンとしての個性も出せますから。

魅力その2・マニュアル車にしかできない運転がある

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オートマ車では絶対出来ないのかというと、そうではありませんが、やはり力不足な感じ否めないのはエンジン・ブレーキです。

エンジン・ブレーキとは、走行中にギアを下げていくことによりエンジン回転数を上げて、ブレーキを踏むことではなくエンジンのカで速度を落としていくことなのですが、晴天で道路が乾いている一般道路はいいとして、山間部の峠道や悪天候の時など、しっかり地面にグリップさせてスリップ防止をしながら、フットブレーキの多用による故障も防ぎつつ、力強く減速したい場合には、非常に有効です。減速時に一回大きなエンジン音になる車を見ることがありますが、それは吹かしているのではなくエンジン・ブレーキを利かせている場合が多いと思います。

魅力その3・格好いい!

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マニュアル車の運転は、技術的にオートマ車の運転よりも高度なものになります。その車の本来の力を運転者の意思で上手く導く必要があるからです。

商用車にマニュアル車が未だに主流なのは、プロの技術のある運転手が、荷物などの車体への負荷を体で感じ計算して適切なギアを選ぶ必要があるからです。

そして自家用車などでは、オートマ主流ですから、先ずは希少性で注目が高いですし、それで綺麗な加速・減速でスマートな運転をしたら格好いいと思う人も多いはずです。

男性ならばワイルドさや知的さなどの演出に使えますし、女性ですと力強い自立した印象を演出出来ると思います。


魅力その4・スポーティーな印象が与えられる

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例えば日ごろは、あんまり運動を得意としないようなタイプの人でも、車はマニュアル車で綺麗な走りをしているとなれば、「あの人、意外とアクティブ」のような、スポーティーな印象を与えることが出来ます。

格好いいことと重複するかもしれませんが、希少性がもたらす意外性が、運転者の個性となります。日ごろ地味な人にこそ、マニュアル車の魅力が利用しやすいような気がします。

魅力その5・上手く運転すれば揺れないし燃費も良い

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これは、安全運転にもつながるので是非やりたいことですが、マニュアル車は自在にギアを設定できますので、回転数の少なくて済むギアを適時選ぶことにより、オートマ車よりも常にエンジンの回転数を低く、静かに運転することも可能です。

そして、それをクラッチ、アクセル、ギアの適切な操作の繰り返しにより最適な状況を判断する運転者の技術で、その車は静かに揺れが少なく走り、エンジンも無駄に回さないために燃費も良くなります。

走り方にもよりますが、一般的にマニュアル車の方がオートマ車より燃費は優れていると言われています。

いかがでしたか?

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まだまだマニュアル車の魅力はあるかもしれませんが、今日はこの辺で…。

色々なものが操作の面では随分便利になった世の中ですが、まだまだマニュアル車のように、手作業することで機械の能力を最大限発揮させられるような世界は沢山残っています。

実は筆者、自家用車も15年くらいオートマ車ですし、持っている普通自動車第二種免許はオートマ限定ですが(笑)若いときはずっとマニュアル車を乗り継いでいましたので、次はマニュアル車に乗りたいなぁ…等と考えています。

最近はマニュアル車の再評価も進んでいて、国産メーカーも新型車にマニュアル車を設定する車種を増やす傾向があるそうです。主に団塊世代向け等のシニア・ニーズを見越していると言われてもいますが、若い方も是非!今、若い方がマニュアル車に乗れるってだけでも、もしかしたら結構個性的かも知れませんよ!

最後までお読み頂き有り難う御座います。

この記事を書いたユーザー

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東京都大田区大森生まれ。立正大学附属立正高等学校、尚美学園短期大学音楽ビジネス学科、放送大学教養学部生活福祉専攻卒業。STAY UP LATEオーナー。 ライター業と、セミナー講師、司会業も実質少々。江戸川区在住、一児の父。愛猫家。

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