1/6 NEW OPEN!西麻布に生まれた注目のイタリアン

「erba danakahigashi」
西麻布の交差点近く。地下とあって隠れ家的な要素持っている。内装のセンスがよくデートにも活用できそうな顔つきだ。カウンターを中心とした店内でシェフとの距離感も適度で会話も楽める。

笑顔で迎えてくれるシェフの名前は中東俊文氏。本場のイタリアはもちろんフランスなどの数々の星獲得店を渡り歩き研鑽を磨いた経歴を持つが、血筋についても遜色がない。あの京都「草喰なかひがし」のご子息なのだ。

京料理の最高峰「草喰なかひがし」のDNA

全国の食通たちを魅了する「草喰なかひがし」。完全予約制であり、予約困難店としてもその名をはせる。京料理を実家に持ちながらシェフが目指したのはイタリアン。小さい頃から和食の厳しい世界を目の当たりにする中、自分でつくったパスタがうまく作れてイタリアンは簡単だと思ったのがきっかけなのだとか。実際は苦労の連続であったようだが、その苦労を感じさせない笑顔が魅力のひとつである。

もちろん父親の影響も大きい。それは店の名前にも反映されている。「erba da nakahigashi」(エルバ・ダ・ナカヒガシ)の「erba」はイタリア語で「草」という意味。お気づきですよね。お父上の「草喰」からの着想。イタリアンなのでこちらではハーブを意味する。

前菜から魅了される美しい盛り付け。花が彩りを添える。

なんて美しい盛り付けでしょう。皿を彩るのは食材だけではない。アクセントにあしらう花がいっそうの華やかさを加えます。何も旬は食べ物だけのものではない。
「erba」という意識を随所に感じさせる。

出典ミトミえもん

左から「菊芋 鹿肉 林檎」 「カプレーゼ」 「カスタナッチョ」 「新そばのガレット リコッタチーズ ほうれん草 プロシュート」

イタリアの食材をふんだんに活用。カプレーゼのチーズはナポリのチーズを使用。カスタナッチョもイタリアの伝統的なお菓子。一方で日本の食材である新そばをガレットにするなど、和の遺伝子を持ちイタリア修行を重ねてご自身のご挨拶をいただいているよう。

器の形も美しい。ご自身で陶芸家や作家をまわったそうでこだわりの強さを感じる。くぼみの部分にはまるのは「柚子のスプモーニ」。これで前菜の完成である。くりぬいた柚子の中に牡蠣と紅芯大根。スプモーニももちろん柚子なので、すべての食材に風味がうつる。なんとも爽やかな一品です。

出典ミトミえもん

柚子のスプモーニ

まるで理科の実験!?新感覚のミネストローネ。

スープの登場シーンはなんとサイフォン。まるで理科の実験が始まったかのよう。

出典ミトミえもん

サイフォン

生ハムとパルメザンチーズを煮出すことで完成する「ミネストローネ」インカのめざめ、芽キャベツ、ゆりね、など京野菜ふくめて素晴らしい素材達。渋味を強く感じますが、直感的に健康にいいのが伝わる。具材となるイタリア豆の甘さなどが絶妙なバランスを作り出している。

出典ミトミえもん

新感覚のミネストローネ

ドラマ仕立ての料理は目にも楽しい

ドラマ仕立ての創造性を感じる「鹿肉と馬肉のカルパッチョ」。
まるで草原のようなルッコラなどの緑の野菜、雪を見立てたパルメザンチーズ、岩のような乾燥ブラックオリーブ。そして、旬の花のマリーゴールド。春が近づく草原。残った雪の上を歩いた動物の足跡のようにも見えてくる。

お酒のペアリングもお手の物。ここでは獣臭さを消すためにも日本酒をセレクト。ただ、そもそも臭みとは無縁の一品なのだが。

出典ミトミえもん

鹿肉と馬肉のカルパッチョ

やっぱりイタリアンにパスタははずせない

パスタは2つ連続。1つは「鹿肉のスパゲッティ」トマトソースではなく、水分をとばしたトマトを使用。トマトの酸味とミントの香りが鹿肉の臭みもすべてとばしてくれる。

出典ミトミえもん

鹿肉のスパゲッティ

2つめは「カルボナーラ」。大胆に黒トリュフを使用。ブラックペッパーの代わりというのだからなんとも贅沢な話。パスタはラビオリを使用していて、卵黄の味噌漬け入り。口の中でカルボナーラが完成し、一緒に料理をしている気分にさせてくれる。

出典ミトミえもん

トリュフたっぷりのカルボナーラ

予約の状況は?

まだ32歳と若いシェフ、日々成長の一途をたどるでしょう。まだまだオープンしたばかり、今なら予約も空いているようです。お父上の店のように予約困難な店になる日も近いだろう。今のうちに訪問することをおススメいたします。

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こんにちは。ぼくミトミえもん!
四次元ポケット並みの胃袋で毎日外食してます。
2014年度の新規開拓店588軒。

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